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絵本「わんぱくだんのにんじゃごっこ」の紹介と評価

評価

娘:☆☆☆
ママ:☆☆☆

読んだ目的/きっかけ

先日読んだ『にんじゃいぬタロー』がとてもおもしろく、「忍者って良いね!」と娘ともども思いました。そのため、「この冬は、我が家に忍者ブームを!」と考えた私が、「忍者ブーム」を仕掛けるべく、娘との読み聞かせの定番シリーズの「わんぱくだんシリーズ」から「忍者」がテーマになった本絵本を選ばせていただきました。

ママの感想

わんぱくだんの三人が、風呂敷に段ボール、新聞紙に折り紙などを持って「なかよし広場」にやってきました。三人は、忍者ごっこをするそうです。風呂敷で忍者の覆面をし、持ってきたもので剣や手裏剣をつくりました。そして、話し方を「ござる調」にして、名乗りを上げると三人は走り出しました。しかし、坂道で転んでしまった三人は…いつの間にか、「昔のお侍の時代」にタイムスリップをし、本物の忍者になっていました! しかも、「黒猫城の天守閣に閉じ込められている」という「さくら姫」からの手紙を見つけてしまいました! 三人の忍者としての冒険がはじまります。

本絵本はとてもおもしろかったです。やはり、「忍者」は「忍者」というだけで、現代人の心をつかむ魔法の力があるのではないか思ってしまいます。本絵本を一緒に読んでいた息子は「ござる」がとても気に入ったようで、お話を聞きながら何度も「ござる、ござる」と言っていました。娘も、本絵本を読み終わると早々に、先日つくった手裏剣を取りに立ち去ってしまいました。本絵本は、わんぱくだんの忍者としての冒険談がとてもおもしろく、忍者ごっこがしたくなるとても楽しいお話でした。

娘は、本絵本を1回目に読んだときから、「黒ねこ」の存在に注目をしていましたが、「現在にいた黒ねこ」と「タイムスリップした先の黒猫城」は何か関係があるのでしょうか。娘の指摘を受けて改めて考えてみると、「わんぱくだんシリーズ」では、「黒ねこ」がお話のカギになることが多いことに気がつきました。今度から、私も「わんぱくだんシリーズ」を読む際には、「黒ねこ」に注目をしたいと思います。

本絵本は、上述のとおり、とてもおもしろいお話でしたが、娘と「はなす」点は特段見つけることができませんでした。そのため、「火の見櫓」や「天守閣」、「石垣」など「昔の時代に特有のもの」について、絵本の絵で確認をしながら読みました。本絵本は、読むと「忍者ごっこ」がしたくなる、ちょっと不思議でドキドキするわんぱくだんのお話でした。


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