絵本「パンやのくまさん」の紹介と評価
評価
娘:☆
ママ:☆
読んだ目的/きっかけ
どうして本絵本を読もうと思ったのか… わからなくなってしまいました。どこかのサイトでおすすめされていたので、読むことにしたのだと思うのですが… 心当たりのあるサイトを見ても、本絵本は掲載されておらず… 図書館でお借りした絵本のなかに本絵本があったため、とりあえず、読んでみることにしました。
ママの感想
娘にとっては、時機を逸した絵本でした。おそらく、娘より低年齢、2歳後半~3歳前半くらいのお子さんが楽しく読める絵本だと思います。娘にとっては、内容的に物足りなさがあったようで、本絵本を読んでいる際の娘は、「可もなく不可もなく、ふーん」という様子でおとなしく聞いていました。ただ、絵本ナビによると100人以上の人が読んでいるそれなりに有名な絵本のようです。それを知ると… 「もう少し早く本絵本と出会えれば良かったのに」と残念な気持ちになりました。
本絵本には、くまのパン屋さんの一日が描かれていました。朝、早起きをしてかまどに火をくべてパン生地をこねて、パンが焼きあがると車で売りに行って、お店でも売って… 特段事件が起こるわけでもない、淡々としたくまのパン屋さんの一日が粛々と描かれていました。本絵本を読みながら、私は「あさいちばんはやいのは」の歌を思い出しました。
上述のような内容なので、特段、言及すべきことはないのですが、ただ、もう少し娘が小さかったら「パン屋さんってこんなお仕事をしているんだね」と話せたのかと思うと残念です。「パン屋さん」というお仕事を知るのにちょうど良い絵本だと思われるため、息子とは時機を逃すことなく読みたいと思います。
子どもとはなす:鐘を鳴らす理由
車でパンを売りに行ったくまのパン屋さんは、通りに出たところで「がらん、がらん」と鐘を鳴らしました。すると、近所の人たちがパンやパイやケーキを買いに家から出てきました。当該場面で、娘にくまのパン屋さんが鐘を鳴らした理由を聞いてみました。
「娘ちゃん、どうじてくまさんは鐘を鳴らしたのかな?」
「パンやケーキがありますよって」
「ありますよってどうしたかったのか」を娘には答えてもらいたかったのですが、娘に投げかけるべき適切な質問が思い浮かばず、私から、「そうだね、パンやケーキを売りに来ましたよって、みんなに『知らせる』ために、くまさんは鐘を鳴らしたんだよね」とまとめてしまいました。。
私自身も毎日娘と「はなす」なかで、「うまくはなす」練習を重ねたいと思います。また、あとあと振り返ると、「みんなに来たことを伝えないと買いに来てもらえない」という移動販売の特徴を娘と話せば良かったと重ねて反省です…
子どもとはなす:くまさんが寝たのは何時?
一日の仕事を終え疲れたくまさんは、ベッドに入るとすぐに眠ってしまいます。当該場面の絵にちょうど時計の絵が描かれていたため、娘に聞いてみることにしました。
「娘ちゃん、くまさん寝ちゃったけど何時かな?」
くまさんがセットした目覚まし時計の絵を少し眺めた娘が、「8時!」と正しく答えてくれました。娘はだいぶ時計が読めるようになってきているようです。今後、絵本に時計の絵が出てきたら、時間の確認をしてみようと思います。
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