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絵本「もっかい!」の紹介と評価

評価

娘:☆☆☆
ママ:☆☆


読んだ目的/きっかけ

「知育 at Home」さんの「≪3歳児~4歳児≫おすすめ絵本100まとめ」で「まだ読んだことのない絵本」を探していた際、本絵本に目がとまりました。表紙のかわいらしいドラゴンの絵に私が心をひかれたため、読んでみることにしました。


ママの感想

一番最後の「そんな風になっていたの!?」という絵本の仕掛けに全部持っていかれた印象の絵本です。絵本をきちんと手に持って読んでいたはずなのに、全く気づかず… そんな自分に情けなく思うとともに、だからこそ笑ってしまいました。もちろん、娘も「最後の部分」にすっかりはまる&大爆笑でした。

夜、寝る前に絵本を読んでもらいたいドラゴンの子ども。読み終わると「もっかい!」と大人のドラゴンにおねだりをします。一方の大人のドラゴンは、眠いし(おそらく)面倒くさいし… いつの間にか大人のドラゴンが先に寝てしまい、怒った子どものドラゴンが!! 上述の「最後の驚きの仕掛け」が出てきます。

何度も「もっかい!もっかい!」と言う子どものドラゴンはまるで我が家の息子のようでした。そして、眠気と面倒くささ(?)で大人のドラゴンが読んでいる絵本の内容が、同じ絵本を読んでいるはずなのに少しずつ変わっていく点が、「ママ」にはとてもおもしろかったです。その気持ち、とてもよくわかります(笑)

ところで、本絵本に出てくる大人のドラゴンは「パパ」なのでしょうか、「ママ」なのでしょうか? 絵本のなかに明記されているところはなかったと思いますが… 私はすっかり「ママ」だと思い込んでいましたが、娘によると「パパ」だそうです。

我が家で絵本を読んであげるのは「ママ」だし、夜、寝かしつけをしているのも「ママ」なのに「どうして?」と、心の狭い私はささやかながら不満に感じました。今度、夫にこっそり理由を聞いておいてもらおうと思います。

絵本の印象としては、娘よりは低年齢、「3歳になりたてのお子さんが主な対象かな」という印象の絵本でした。しかしながら、上述のとおり、本絵本の「仕掛け」により、もうすぐ年中になる娘も十分楽しむことができました。もう少ししたら息子とも読みたいと思います。


ことば:ドラゴン

上述のとおり、本絵本の表紙には、かわいい子どものドラゴンの絵が描かれています。本絵本を手にした時点で、娘に「この動物、何て言うか知ってる?」と聞いたところ、「知らない」という答えが返ってきました。予想通りです。

娘には、「ドラゴン」という名前、翼があって火を吐いたりすること、「おかあさんといっしょ」の「パフ 魔法のドラゴン」の「ドラゴン」であることなどを説明しました。「ドラゴン」の説明に自信がなかったため、絵本を読み終わった後、夫からも説明をしてもらうようにお願いをしました。夫の説明を聞いていて気がついたのですが、私は「ドラゴンが想像上の生き物」であることを娘に伝えることをすっかり失念していました。子どもにとっては、「実在するか否か」はある意味重要な点です。

夫に説明をお願いして良かったと思うとともに、「空想の動物」を説明する際のポイントを私自身が理解した気がしました。さすがに、ドラゴンが実在するか否かは…娘はわかるのかもしれませんが。。


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