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みんなカマス理論をもとめている!?わかりやすく納得したい・させたい心理♡

インパクトがあればあるほど、心に残りやすいものです。
深く感動した!グサッと心に刺さった!言葉が耳に残った!
わかりやすく印象的だと、脳にしっかりインプットされます。
分かりやすく伝えるのに、
たとえ話やことわざなどを引用するのも、そのためでしょう。

カマス理論をご存じでしょうか?
そのまま引用してみますね👇(ネットの投稿より)

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心理学の有名な実験の中に「カマスの実験」というものがあります。カマスは肉食性の魚でダイビングが好きな人たちの間ではバラクーダという英名で
親しまれています。
さて、この実験は以下のような仕組みになっています。
①まず、空腹のカマスの群れを水槽に放す。
②次に、その水槽を透明な板で仕切る。
③最後に、カマスのいない方に餌になる小魚を放す。
以上。至ってシンプルです。するとカマスは以下のような行動をとります。透明な板に何度も体当たりをし、体に傷がつくまで体当たりを繰り返します。
何度も何度も愚かしいくらいに透明板にぶつかっていきます。
そして最後にはあきらめておとなしくなってしまいます。
そこで、実験は次の手順に進みます。
④透明な板をはずしてカマスが自由に小魚を食べられるようにする。
するとカマスはどのような行動を取るでしょうか。
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答えは、「動かず」つまりカマスは小魚を捕まえにはいきません。
驚くべきことに小魚がカマスの目の前にやって来ても何の反応も示さず、そのまま餓死してしまいます。
これは、何度やっても同じ結果になるそうです。
これにはまだ続きがあります。
どのようにすれば、解決できるでしょう?

答えは、「何も知らない新しいカマスを入れる」です。
新しいカマスは、当然のごとく小魚をバクバク食べます。
それをみて、(食べられない)と思い込んでいたカマスたちも真似してバクバク食べるようになる、という結果になるのだそうです。

というのが「カマス理論」です。

わたしは、あるセミナーでこれを聴き、
(わあ♡おもしろいなあ。参考にしよう!)と思い、
その有名な心理学の実験を探したのですが…
な、ない!!!😨

セリグマンの犬を使った「学習性無力感」の実験はあるのですが、
有名な心理学の実験、というわりにはカマスの実験が掲載されていないのです。

【サーカスの小象】で有名なお話の焼き直しのようです。
サーカスで、大きな象が飾りのような小さな鎖をつけているだけなのに、逃げようとしない。
ちいさいころに足に重い鎖を付けて、どうやっても逃げられない体験を繰り返すと、大人になっても逃げようとしなくなるのです。
けれども、野生の象を捕まえて一緒にしていて、
その象が鎖を引きちぎって逃げ出すと、
他の象も真似して逃げ出してしまった。
というもの。

「研究論文や統計からの引用ですので…」と権威付けして
都合の良い部分だけ勝手に抜粋したり、孫引き孫引きでもはや原型がなんだかわからない場合もありますので、そういうのには、ご注意くださいね。
引用文献はチェック必要ですね。

でも、このカマス理論は面白いのです。
なぜって
みんなが、このカマス理論にわかりやすく感動するからです。
そっかあ♡
そういう思い込みってあるよねえ
わたしもそういう思い込みに縛られないように気を付けよう♡

と思えるのです。
なぜかというと、カマスだから…😀🐟

長々と、
「人というのは、思い込みに支配される生き物です。思い込むと自分で自分を縛ってしまい、行動が制約されて、自由な発想ができなくなってしまいますよ。そもそも学習性無力感というものは…」
などと説得されると、1分で寝てしまいますよね。
説教くさくてすぐに心が拒否してしまうかも…

みんな、カマス理論をもとめている!?
それは
自分が変わるきっかけを探している」からです🥰
自分を励ましたり、戒めたり
自分がその感動でやる気を起こすような♡

偉人の言葉やことわざなど
「わたしの口ぐせ」にしたり、心に留めている言葉もあるでしょう…
斎藤一人さんとかあいだみつおさんとか松岡修三さんとか…
インパクトのある、しかも口にしやすい多くのセンテンスありますね♡
人によって、職種によっても、その時々で心に響く言葉は違うでしょう。

こういう自分でいたい♡
という言葉を自然に選んでいると思います。
わかりやすくインパクトのある言葉で自分を後押しする!
すごいですね~
向上心ですよね~💖

という事で…カマス理論も誕生したんでしょう…ね♡😅


最後までお読みいただきありがとうございました💗

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