アラサー女子の脱毛遍歴

私の悩みの1つは「毛深い」こと。カミソリ負けで皮膚が血だらけになるし、電動シェーバーで剃ると次の日の夕方には毛が生えてきてしまう。

全身脱毛をして、毛に対してノーストレスで生きることは長らく私の夢の１つでした。

脱毛サロンを転々とし、あと少しで自分の毛と決別できそうなので「この経験を誰かに伝えなければ！！」という謎の使命感で脱毛について書きます。

悩んでいる誰かの元へ届きますように。

・ 彼氏の衝撃的な一言
・ 地獄のニードル脱毛
・ 先が見えない光脱毛
・ 最後の砦、医療脱毛
脱毛をほぼ終えて

・彼氏の衝撃的な一言

「なんか、脇、ジョリジョリだね。」
大学時代の彼氏に言われた。

そんなことは自分が一番わかっているので、あえて言わないでほしい。悪気はないと思うけれど、デリカシーがなさすぎる！！

この一言で、社会人になって自由に使えるお金ができたら絶対に脇毛を脱毛しようと心に誓う。

・地獄のニードル脱毛

社会人デビューと共に私の脱毛生活はスタートした。当時は名の知れた大手エステサロンで、分割2年払いで高価なローンを組む。まだ脱毛の知識がなく、安易な気持ちで脇毛のニードル脱毛を選択。この選択を後に後悔することになる。

ニードル脱毛は確かに効果があるが、尋常じゃなく痛い。激痛。

痛みに耐えきれず、施術中はいつも大粒の涙を流していた。なんで私は泣きながら脇毛を抜いているのだろう…。結局、痛みに耐えきれず継続を断念。もう人生で二度とやりたくない。

・先が見えない光脱毛

ニードル脱毛で脱毛恐怖症になりかけたが、「痛くない脱毛」があると聞き、エステの光脱毛を試みる。

せっかくなら全身脱毛したい！と意気込み契約するも、予約が一向に取れない。光脱毛は全18回以上と回数が必要なのに、こんなに予約が取れないと、毛深いまま人生が終わってしまう！焦る私。

そして、光脱毛は痛みがほとんどないのは良い点だが、毛が抜けた実感がない。

結局、かかる時間と毛の抜けるスピードに満足できず、1年程で解約してしまった。

・ 最後の砦、医療脱毛

ニードル脱毛と光脱毛で、ブランクも含めると5年も費やしてしまった。
まだまだ生え続ける毛に焦る私が最後の砦として選んだのが医療脱毛だ。

医療脱毛はエステに比べて金額も高く痛みも強いが、目に見えて効果があった。

▼医療脱毛の所感
・痛みは我慢できる程度だが、VIOは激痛なので覚悟が必要。

・ 医療脱毛は全5回では完了しない。契約の5回は「毛があまり気にならなくなる程度」であり、ツルツルを目指すには＋3〜5回の追加の照射が必要。（特に、脇毛やVIOなど毛が太い部分は回数が必要）

・ 産後にホルモンの関係で毛が濃くなることがあるため、（私です）出産を挟まずに脱毛を完了させておくのがお勧め。

・脱毛をほぼ終えて

実際に毛が少なくなってみるとメリットだらけでした。処理が必要ない楽さや、カミソリ負けからの解放はもちろん、思わぬ良いとこをがたくさんあったのでシェアします。

・洋服のバリエーションが増えた
夏に洋服を選ぶ際、無意識で背中が出ない服や半袖を選んでいました。でも、毛がなくなり露出が怖くなくなったので、今まで挑戦できなかった洋服も選べるようになりました。

・ うなじを気にせず出せるようになった
髪を結んだ時に、うなじ周りの毛が汚くて恥ずかしかったのですが（渦巻きのようになり、あまりに酷くて自分で剃っていた）脱毛で綺麗な形に整えてもらったので、後ろ姿を見られても平気になりました。

・ 「うっかり毛」を気にしなくてよくなった
顔の口周りの毛や、手の指の毛など、「うっかり生えている毛」が多くて、外出先で恥ずかしい思いをしたことが何度もあるのですが、気にしなくてよくなったので精神的に楽になりました。

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脱毛との約10年間の戦い。回り道もたくさんしましたが、終わりが近付いてきて嬉しくて涙が出そうです。

最後に、男性にどうしても伝えたいのですが、
女性に「毛深い」など容姿や体型の特徴をストレートに伝えないでください。
悪気なく発した言葉でも、相手は一生忘れないし、深く傷付きます。
どうかお願いします！