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「採用基準」 リーダーシップを身につけよ!

こんにちは!フカドクです!

梅雨で雨の日が多いですね。。在宅続きで気分がどんより、、、そんなあなたに今日は、「右脳派プランナー 」のじゅんから、個人的に仕事のモチベーションが爆上げしたベストセラーをご紹介します!

伊賀泰代さんの「採用基準」、今回はこちらの一冊をフカドク!

著者について

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著者は伊賀泰代さん。(ちきりんさん と同一人物?と言われていますが、真相は謎ですね。)

新卒で日興証券に入ってから、海外でMBAを取得したのち、マッキンゼーに入社。コンサルタントとして数年働いてみて「自分は人を育てのが好きだ」と気づき、日本初の"採用マネージャー"というポジションを自ら提案しました。

この本では、伊賀さんが採用マネージャーとして働いていた時代に、採用において大切だと思ったことをまとめられています。

本の内容

読めば分かりますが、採用基準=リーダーシップだと断言されています。(この本の7割〜8割はリーダーシップについてです。採用基準はどこいった。笑)

ただし、この本で語られるリーダーシップは、日本人に多い調整さんとは意味が違うと語られています。  ※調整さん=みんなの意見を聞いて多数決で決めよう!といったようなその場を上手く収める人のこと。

リーダーがすべき4つのこと

リーダーは、下記4つのことをすべしということがまず定義されていました。

①目標を掲げる ▶︎ 背伸びをした目標を設定し掲げること
②先頭を走る ▶︎ マラソンでいうペースメーカーでリスクをとること
③決める ▶︎ 時間も情報も不十分だとしても責任を持って決められること
④伝える ▶︎ 自分の考えを語り続けること

特に③は、自分の会社でもグサっと刺さることが、、、

「それって誰が決めたの?」「〇〇会議の中で決まりました」という会話、会社の中でありませんか? リーダーシップのない典型として例で挙げられていました。会議という場所に責任を押しつけている(誰も責任を取ろうとしない)ようなチームは、良い方向に進まないよと書かれています。


誰でもリーダーになれるトレーニング方法

安心してください、この本の中にはしっかりマッキンゼー流、リーダーシップを身に着ける方法も紹介されています。これも大きくは4つです。

①価値を出せてるか?を常に問いかける
▶︎会議でも何でも自分の価値を問い続けると、何をしてても価値に繋がるように考えるようになり、行動の優先順位が身に付く

②ポジションをとる
▶︎いくら難しい分析してきたとしてもまず意見から述べること、あなたが意思決定者だったらどう判断をするのか、をどんなことに対しても考える

③自分の仕事のリーダーは自分と考える
▶︎自分のゴールに向けて、上司も含めて周りの人をリソースと捉えて、どう使うかを考える

④ホワイトボードの前に立つ
▶︎できるようになる前に、まずは立つことが大事!

これも③に、ハッとさせられました。

マッキンゼーで最初に習うのは、以下の組織図だそうです。

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「あなたの組織図は左じゃなくて、右です」

自分を中心に、周りはゴール達成のためのリソースだという考え方。1年目の最初にこれを習うのって強烈ですね。

おわりに

僕はこの本を読んで、まず仕事をするスタンスとして、改めて「自分が経営者だったら?」という視点で望もう!とモチベーションが爆上げしました。

それは結果的に自分のリーダーシップを育てることに繋がり、ゆくゆく自分で事業をやる、転職する、ニートになる、いずれにおいても大切になるスキルだと思いました。

リーダーシップを持つこと「車の運転手」になることと似ている。
決してゆっくり景色を見ることも、寝ることもできず、みんなの命を預かるという責任を持つ、ただし最終的にみんなを連れていきたいところに、連れて行ける存在である。

また本の中で、少子高齢化・人口減少で厳しくなっていく日本においては、リーダーシップを個人・小さな団体レベルで持つことが結果的に日本を救っていくよ、と書かれており、確かに全員がリーダーシップを持つ社会になったら、日本の未来は明るく絶対楽しいものになるな!と単純な私は思いました。頑張りましょう!

ぜひぜひ、今の仕事のモチベーションが上がらない、という方は1度読んでみてください!!

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