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記事の中で映画、ゲーム、漫画などのネタバレが含まれているかもしれません。気になるかたは注意してお読みください。

■シンエヴァンゲリオン劇場版 観てきたよ。

シンエヴァンゲリオン劇場版(読めない記号)観てきました。

コロナで延期、緊急事態宣言で日程が変わることになって
またしばらく伸びるのかと思っていたらすぐやる発表、と
公開にかなり紆余曲折あったけど、自分の状態としては何時でも
観に行ける状態で初日に行っても良かったのかもしれないが週末に。

土曜にと思ったけど豪雨で日曜に行きました。


最後、という事でちょっと振り返ってみると旧劇ではとにかく
お客さんを突き放すような内容で最後には現実を見ろ!と
ダイレクトに言ったりするのだけど、作ってるほうが作ってる物で
ソレを言うのは滑稽だし自虐で到底聞き入れられないしシラケルけど、
どこか共感してしまう部分もあって…ある種の呪いみたいな。

「ヱヴァ」では時が経ちクオリティがさらに上がり、なんだか随分前向きで
監督の環境も変わったのだろうとアリアリと分かるもので
このままいー感じに終わるのかと思いきやQで一転なんだか戻ったぞ、と。
やっぱりエヴァはエヴァなのか?なんてちょっと残念に思っていた。


そこにきて「さらば、全てのエヴァンゲリオン。」


あ、卒業なんだ。
作る方は卒業できたんだ、と思えるキャッチコピーで。

リピート記号はちょっと気になるけど大丈夫だろうと。
ちゃんと終わったなら観に行かないと、と思いコロナで
映画館に行くのは控えていたけど行ってきました。

で、
観終わった感想は、色々な物に決着がついた感じ。

特にキャラクターの「落とし前」がほぼ全方位にあり、
全てのと言うだけあってそれまでのそのキャラクターを
想起させるシーンが随所に散りばめられながらもアップデートされていて
最終的にはこうなりました、とみせてくれる。
リピート記号の意味は観終わったらよく分かりました。

なんか観ている間、終始泣いていた気がする…。
観終わった後どっと疲れたけど(実際長いしね)開放感が凄い。

公開から6日しか、まだ一週間経っていなかったけど、
色々なものが思い出されて映画館から出てきた時は、
1ヶ月ぐらい経ったかのような浦島太郎みたいな気分になった。


といった感じで
ありがとう、全てのエヴァンゲリオン!


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とまあ自分的総括はこんな感じ。
以下ネタバレアリアリ全開なので注意
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個人的にはリツコさんがゲンドウを一切の躊躇なく殺しにかかったのが良かった。

頭に数発ぶっ放して、死なないとみるやゲンドウの言葉に
一切耳を傾けず追撃!!

スカッとした!とまでは言わないけど、
さすが俺達の(?)リツコさん!そうこなくては!!と思った(笑)

新劇になってからのリツコさんは、ほとんど状況説明だけの
キャラになっていたので、あぁ~リツコさんは映画では
必要のないキャラなのかな~?なんて思っていたので
最後のコレで全てヨシ!って感じになれた。
あれをやってくれて有難う!!


みてる時にアスカがケンスケと!ケンケンとかアスカファン大丈夫なの?!とか
カジさん美味しい所持っていく~、最後に!ここでカヲルくんに
追加でネタぶっ込むのかよ!とかとかいらぬ心配をしていた。

シンジとゲンドウの親子喧嘩は虚構と現実が曖昧になっていく感じで
ある意味旧劇のソレで、ビルがそのまま吹っ飛んでいくのとか
もう完全に特撮のソレで、ワザとソレっぽくしててニヤニヤしてしまう。
ミサトさんの部屋でEVAがちゃんばらしてるのはフツーにおかしくて
笑ってしまう。

ゲンドウのあれこれも懺悔されてなんか許してしまう気になるけど、
赤城親子との関係をシンジくんに言えるか?ってなったら
まぁ言えないと思うのでやっぱりゲンドウが悪いに帰ってくる(笑)

観賞するとネタバレ厳禁の折りたたまれたペラ1枚の冊子を貰えるのだけど、
これに今回出てきた用語がズラッと並べられてて(恐らく全部あるのだろう)
君達感想とか書く時になんて言ってたか思い出せないといけないから
まとめといたよ!(カヲルくんの声)という感じで、

まー最後だからって随分親切なこと!(ミサトさんの声)と思いました。


シン・ゴジラ、シン・ウルトラマン…新じゃなくて「シン」は
監督にとって自分の解釈で新しくするとこうなる!というマークなのかも。

そんな感じで「さらば」されたけど、視聴者はまだまだ楽しんでいくし
これから!って感じで終わりはまだまだこなさそう。

自分も観終わって、みんなは何て言ってるの?って
感想とか見に行きまくりだものな!

んで自分的に引っかかっているのは今回のポスター。

シン

今までのビジュアルはシンジくんが主人公ですよ、
というのがほとんどだけど、これは結構な人数がいるにも
関わらず綾波がど真ん中で正面でこっちをみていて
シンジくんは正面向きだけどちょっと外れていて、

タイトルに対してもキャッチコピーに対しても(ほぼ)
真ん中にいる綾波が主役にみえる位置取り。

観終わった時にはそれが分かるのかな?と思っていたけど、
結局その引っ掛かりは取れなかった。

劇中ではシンジくんは物理的にも大きくなってDSSチョーカー
(エヴァという呪縛)を外されて外に出ていったので、
それはネタバレだから出せないビジュアルだとして、
中学生の絵になるわけで…んーワカラン!!

誰か教えてください(笑)

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