4回目ツーリZOOM
ツーリZOOMで4回目の旅先は島根県邑南町で無肥料、無農薬野菜の栽培をしている
戸津川 良さん(まこと)
良と書いてまことさんです。
https://nagomifarm.com/profile
新規就農で野菜農家になったまことさんは、就農する前は野菜のバイヤーさんでした。
農家から買って売るから自身が作った作物を売るにシフトチェンジした人生。
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1年目は有機肥料栽培でしたが、果樹専門で無肥料無農薬、剪定の神様と呼ばれる道法 正徳さんと出会い、自然栽培を選択し、野菜作りをしています。
私も農家なのでまことさんとの話しに共感する部分が沢山ありました。
農薬が全て悪だとは思わない
収穫量の安定や見た目保持など農薬に頼りながら営農する事は必要です。農家になったからこそわかる部分です。
過剰に気にするよりもこの人が作った作物を食べたいと思える関係性作りが出来たら良いと思います。
そんな中で1番重要なのは、食べ物は畑や外で出来ている自然の恵と言う事を消費者がわかる事です。
この日、これをどのくらい欲しいと買う今までのスタイルから、この日このくらい出来たからいかがですか?のスタイルが出来るとお互いに上手く行くと思いました。
30種類100品目の野菜を育てるまことさんにこんな質問が飛びました。
(なんでそんな沢山の種類を作っているんですか?)
答えは師匠が自分の食べる物は自分で作るのが農家だと教えてくれた言葉と
自分達が食べたいから
農家あるある来たーっっっ
と思わず口を挟む外谷さんと私。
外谷さんは自分が食べたいからぶどうを作り、私は卵を産んでくれるニワトリを飼う。
さくらんぼも植える予定
私達農家に共通していたのは自分達の生活に必要な物をつくるなら農薬減らしたいよねー
理解が必要だけどそれをほしい人に買ってもらいたいよねー
なんですょ。
今までは農協や市場の基準で作っていた食べ物をコミュニティを通じてお互いに食べたい物をシェア出来る関係性。
共同購入システムなどを梅田起点でやれたら?などツーリZOOMで色々なアイデアが出てくる。
花澤さんはスーパーじゃまず買えないけど、出来ればその様な野菜を買いたいと消費者目線で色々と話てくれた。
消費者と生産者との密な話しが出来た45分間
今回まことさんを紹介してくれた坂本さんは実際まことさんの畑へ行ったりしている現場を見る料理人。
近年はカボチャやゴボウなどが食卓にあがる事が少ないと言うまことさん。
消費者が少なくなれば、育てる人も減ってしまう。そんな思いから
どの様にしたら皆んな食べるか?の試みでこれからカレーを作り価値の保存を考える
食品ロスを減らす為に加工ができないか?
思わず中津ブルワリーの鈴木さんに投げかけた
カボチャでビール出来ますか?
答えはイエス!!!
カボチャカレーとカボチャビールのコラボレーションなど少しづつだけど形を変えて消費を広げていきたい。
中津ブルワリーが掲げている志
地方の問題をビールで解決できないか?
そんな寄り添いがあるから出来る話し。
材料を提供してビールを作るのに、1次産業に携わる私達は何が出来るか?
一緒に販路を広げる事だと思ってます。
地方での売り場と都市部での消費。
中津ブルワリーさんとこれからはツーリZOOMで培ったオンラインコミュニティを使いながらビールの開栓式などで一緒に乾杯をして、使われている材料の生い立ちなどを消費者さんと共有する新しい取り組みもしたい。
お酒が進んで笑顔が多くなった時に色んな人から面白いアイデアなどが出てくるはず。
私の名言
良いお酒は良い酔いかたをする
この人酒飲みだなーと思う人はスキを押してね❤️
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