大学受験を考えている人に薦めたいオンライン教材

受験勉強を効率化したい。そう考えている受験生は多いだろう。限られた時間とエネルギーを何に分配するか。復習のタイミングやモチベーションの管理など自己のマネジメント能力が求められる。以下は全て私が実際に学習してみて薦めたいオンライン教材である。

1、スタディサプリ(リクルート社) 大学受験の教科は大抵網羅している。特に英文法と世界史の授業はおすすめです。

2、N予備学校(ドワンゴ社) 大学受験の教科はこちらも大抵網羅している。特に数学と政治経済はおすすめです・

3、学びエイド(学びエイド社)大学受験の教科は網羅している。倫理を現在学習中。


値段はどれも比較的安価である。月額1000円程度でサービスを受けることができる。映像授業や教材の注意点はインプットのみに集中してしまうことである。実は映像を聞いたり、ノートをまとめたり、これらは全てインプットの段階である。アウトプットの場をどれだけ提供できるかが、今後のオンライン学習では重要になってくる。問題演習のオンライン教材はまだまだ開拓段階と言えるだろう。ライブ授業の良さとオンライン授業の良さを「掛け算」できるといい。

自習をする中で自分なりに分からないことを箇条書きにしておく。例えば、私が倫理の道教思想を勉強していて気になったことは以下のことである。

老子は儒家を批判したが、批判する行為自体は自然の摂理に反するのではないのか?

老子の無為自然と荘子の無為自然の「解釈」はどのように違うのか?

受験参考書や教科書を読むだけでは理解が不十分で、新書や専門書を読めば分かるかもしれない。これを「効率化」する方法が人に聞くことである。学校の先生はその教科の「専門家」である。大抵のことは答えられるだろう。

10分の動画から30分アウトプットできると面白い。従来なら40分のインプットで10分のアウトプットであった。今は1を聞いて10を知る人材が求められている。動画で独学できる作法を学べるといい。部活動でも、練習内容や技術の細かい点が学習できる。今後、人がやらなければいけないことは、人のアウトプットに対するフィードバックである。テストをやった結果に対して一言のコメントや部活動の試合の過程に対するアドバイスなどは人が行うことの価値として今後も残ると予想される。オンラインの良さとオフラインの良さを最大限生かし学校を「利用」しつくして欲しい。

今の時代は情報が民主化して、知識を誰でも手に入れることができるようになった。では、何で差がつくのだろうか。それは結局のところ、その知識を使って何ができるのかということが問われている。首都圏や大都市でしか入手できない情報。有名な講師による講演会。インターネットで誰もが情報を手に入れることができる。それを知ってどう行動するかが大事である。ということは結局、自分の行動が変わるための情報を入手することが大事になってくるのである。是非、行動を変えるための情報収集を重ねていって欲しい。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?