見出し画像

Xデザイン学校ベーシックコース #03エスノグラフィ(2019/07/27)

毎年7月最後の週末は苗場で過ごすことがルーティン化している私ですが、今年はXデザイン学校最優先ということで、いつもの場所へ。
※そのせい(おかげ?)で、あの苗場での大雨を体験できなかったのですが。

・・・

第3回の流れ

・エスノグラフィについて講義
・フィールドワーク・ワークショップ@浅草
・フィールドワークで撮影してきた写真の選定

講義内容

フィールドワークに向かう前に質量調査の概要についての話。その中でも今回の取り組みとなってくる、エスノグラフィについて成り立ちや心構えについて。

観察者側の心構えとしては、“観察4つのおきて”として以下の4つを教わりました。

1.なぜこの人はこういう風にしているのだろうと「問い」を立て、観察の焦点化を行う。観察の焦点化を行う

2.予め「仮説」や「予見」「思い込み」をもってフィールドに臨まない

3.ユーザーを見る、ユーザーを中心に見る

4.フィールドでは記録に徹する。解釈は帰ってから行うつもりで見る

これを聞いて、いざフィールドワークの場所の浅草に向いました。
そこで、案の定このおきてを守る難しさを実感したわけですが。。。

フィールドワーク・ワークショップ

今回のフィールドワークは、浅草で外国人観光客の「撮る」行為を観察とその様子を写真に撮ってくるというものでした。
我々の選んだ場所はベタですが、浅草寺周辺。

ちょうど隅田川花火大会の日ということもあり、インバウンド客だけでなく、浴衣姿のカップルやグループも多かった日でした。

いざ開始してみるとこれがなかなか難しい。。。
そもそも人でごった返している場所なので、なかなか身動きが取れない状態。

画像1

画像2

4つのおきてに”ユーザーを見る”というのがありましたが、どうしてもモノ(ガジェット)に目が行ってしまい、その人がなぜそのような行動をしているのかを観察するのをつい忘れてしまうという状況でした。
これは自分の癖がそうさせているのだと思います。フィールドワークをするとなったときに、いかにして

そんななかでも、気になったのは

・立派な一眼レフカメラを持っているのに友人との記念写真はスマホで撮っている人

・(以前に同じ場所に来た時と比べて)セルカ棒で撮影している人が減っていて、スマホのインカメラでグループ写真を取る人が増えていた

ところなど、この背景にはおそらくスマホの性能が上がってきたことがあるのだと思うのですが、フィールドワークの場では勝手に結論付けないように気をつけました。


全然関係ないけど、花やしきでチコちゃんとキョエちゃんのお面が売っていました。
この夏のヒットアイテムなのでしょうか・・・?めっきり見なくなりましたね、このたぐいのお面。

画像3

フィールドワークで撮影してきた写真の選定

暑い中外にいたのでビールをと言いたいところだったのですが(笑)、撮影した写真を次のKAカード撮影のために選定する作業を行いました。

今回選んだ20枚ほどの写真をもとに、手分けして次回までにKAカードを作り。8月の4回目はその分析になります。

・・・

KA法といえば、以前にワークショップでやったことがあったんですが、その時は時間切れで消化不良だったので再チャレンジといった感じです。
↓その時の自分の感想をまとめていました。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?