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第1号 通貨強弱トレード


通貨強弱トレードの振り返りです。
自身で開発した通貨強弱を判別するindicatorを使用してトレードしていて、それについての反省とか展望とか書いてます。


1. 今週のトレード

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今週のトレードは週前半にAUDクロスを買ったくらいです。



2. 今週の通貨強弱

今週の通貨強弱指数(week, day, 4hours)

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※ 時間軸はmt4の時間


月曜日から週足、日足ともに強いAUDに目をつけてはいたが、ようやく日本時間で夕方頃、4時間足強弱指数の時間では4/13 12:00頃からAUDは強くなり始めた。そこでAUDロングを構築し、日足、4時間足で弱い傾向にあったUSDとEURをクロスに、つまりAUDUSDのロング、EURAUDのショートで勝負に出た。


結果的には、AUDの買いを狙えた時間は4/13 12:00 ~ 4/14 8:00くらいまでの間で、一度目の上げで上手くAUDの上昇を捉えることができたが、2度目のAUDはロングは伸び悩んで10pips程度のロスカット。

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週後半にかけてJPYのロングに注目していたときもあったが、これは週足のJPY通貨強弱が明確ではなかったため見送りになった。週足でJPYが強くなればエントリー予定ではあったが、今週はまだ機は熟してなかった模様。



3. 展望

日経平均、ダウは3月下げ分の半値戻し程度まで回復した。
コロナ禍パニック売りの巻き戻し展開と言ったところだろうか。
ただ、コロナ禍が本格的に株価に織り込むようになるのは恐らくこれからだと思われ、ここから株価がさらに回復する見通しは建てにくい。個人的にはこの先、株価は再び崩れ始めると予想しているため、AUDやNZDの資源国通貨の売りと円高に注目している。

また、今週の週足通貨強弱はEUR売りのAUD買いで着地した。EUR売りはコロナ禍による欧州の悲惨な状況を反映しているのだろうか。まだほとんどニュースを確認できていないが、来週はEUR売りにも注目している。


周知の通りではあるが、ファンダメンタルズ分析は大きな方向の予想に役立ち、またニュースが大きなインパクトを持てば持つほど、ボラティリティの上昇に大きく貢献する。そしてトレーダーは、その相場の波のごく一部の値幅を取りに行くだけであり、想定したシナリオにテクニカルが合わさったとき、大きな利益が得られる。
ファンダメンタルズがどれだけ悪くてもテクニカル的に買いであれば、それは「利益確定の動き」や「反動を狙った買いが入った」と言われ、逆にファンダメンタルズを反映した動きであれば、それは「それに影響しているニュースが原因で売り、または買いが加速された」と解釈される。ここ直近の動きはまさに前者だろう。
3月のAUDの売りと4月のAUDの買いのは、通貨強弱指数でいえば指数の符号が違う、つまりただ方向が逆方向であっただけであるが、取れる値幅は倍以上の差が生まれている。

結局の所、これからもファンダメンタルズは分析し続ける必要はあるし、常に自分のテクニカル分析に従う必要がある。そのテクニカル分析とファンダメンタルズがマリアージュしたときのみ、相場はトレーダーに大きな利益をもたらす。
来週はファンダメンタルズに寄り添った通貨強弱を期待したい。

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