「やばい」多用していませんか?思いを言語化し相手に伝えましょう!


※この記事は「フジタラジオ」の台本となります。本編が気になる方は、下記のラジオをご視聴くださいませ。
https://stand.fm/episodes/60c976f6307e66000612957b


■テーマ

「思いを言語化し相手に伝えましょう」


■こういった人へ

「自分の思いを言葉にできない」
「気持ちを伝えるのが苦手」

■目次

①言語化するとは?
②言語化するメリット
③言語化する練習
④まとめ


~初めに~

あなたは普段、「ヤバい」「すごい」といった言葉を多用していませんか?

最近SNSのコメントなどで、
・投稿本当にヤバいです!
・○○ってすごいですよね!

っていうコメントをいただきます。
コメントをいただくことはありがたいのですが、

コメントが抽象的すぎて驚いています。

「何がすごいの?」

「何がヤバいの」

と思ってしまいます。

他にも、コロナヤバいとかです。

・コロナに感染した時の死亡率がヤバいのか
・コロナ感染拡大の速さがヤバいのか
・コロナ感染して重症化するまでの速さがヤバい
・感染源の中国が危険なのか

ヤバいの一言でも上記のことが

考えられますよね。

抽象的な言葉を使っていると、

相手はあなたが何を言いたいのか分からずに

間違った意味で捉えられる可能性があります。

あなたが言いたいこと(伝えたい気持ち)を言語化し、

相手にしっかり伝えましょう。

この記事を見ていただき、

実践していただくと確実に

「言語化」できるようになります。

最後まで見て、ぜひ活用してみてくださいね。



①言語化するとは?

頭で考えていることをそのまま言葉にするだけじゃなく、

物事を自分なりに噛み砕いて相手に

伝えるまでの一連の流れを指しています。

「話すのが苦手だし、言語化って難しそう」

と感じる人も少なくないはずです。

自分の思考を、

言葉を用いてわかりやすく表現するには、練習が必要です。


②言語化するメリット

2.1アイデアの一貫性を保つことができる

人間の記憶は、忘れられやすいものです。

たとえば、何か企画の案を考えたり、どういった企画にしたいか、

どのように話を進めていこうかと考えているうち、

最初に考えていたテーマからどんどんかけ離れてしまっていた、

ということが意外と多くあるのではないでしょうか。

頭の中のアイデアを出しきったあとに、

もし書き残されていないと、自分の記憶にはなかなか残りません。


しかし、言葉として見える形で残しておくことで、

思考のスタートからゴールまでを一貫してたどることができます。


メンタリストとして活躍するDaiGoさんによれば、

物事を何度も反復すると、

「思い出そう」という動作が脳内で作業化され、

記憶が長期的なものになるとのことです。

言葉として残された情報は、

何度だって確認することができますよね。

言語化された思考の道筋を何度もたどれば、

何を考えていたかが鮮明になり、

どうしてその結論に至ったかまで覚えていられるのです。


2.2自分の思考を客観視できる

思考や感情を客観的に把握することは、

とても重要な視点です。普段見落としがちですが、

自分の思考や感情について、

私たちは主観的に理解しているものですよね。


自分の思考や感情を、

言語化を通じて視覚化する方法のひとつに、「筆記開示」があります。

たとえば、上司に叱られてイライラしてしまったとき。

叱られた直後はイライラしていても、

ひと呼吸おいて、

なぜ私は上司にイライラしているのかを紙に書き出し、

そしてその理由についても書いてみます。

そうすれば、「自分はこんなことを考えていたのか」と、

感情を客観的に捉えることが

できるようになるというわけです。


この方法は、

自分自身のメンタルを維持する目的でも

用いることが可能です。

たとえば、「つらい」「悲しい」

といった感情を抱えているとき、

「〇〇がつらい」「〇〇だから悲しい」

などと言葉に起こして視覚化することで、

「自分が何を考え感じているのか」を

冷静に捉えることができるようになります。

言語化能力を身につけることは、

自分のアイデアをより洗練させるだけでなく、

ときには客観的な姿勢で精神を

安定させることも可能です。


2.3要約力が身につく

思考や感情の言語化を普段から行なうようにすると、

要約力も身についてきます。

要約力とはつまり、「ひとことで表現できる力」です。

自分の思考や感情を自分自身が理解していなければ、

相手へ正確に伝えることはできませんよね。

頭の中にどれだけ良いアイデアが

浮かんでいたとしても、

そのアイデアをきちんと整理して表現できないと、

相手にはうまく伝わらないのです。

言語化能力が高まると、

不必要な要素をどんどん排除して、

アイデアの純度を高めていくことができます。

本当に伝えたいこととは関連性

が薄い内容を書いていたり、

同じ内容を別の表現で書いていた

だけだったりすることに気づくからです。

相手へ伝えたい内容を最低限に絞ることで、

ある程度の要約にはなりますが、

その内容をできるだけ簡単な言葉でまとめ直してみると、

自分の思考や感情が相手へさらに伝わりやすくなります。

自分の思考や感情すべてをそのまま相手に伝えると、

結局何が言いたいのか相手は

わからなくなってしまいますよね。

その状況を改善するには、

言語化能力を駆使した要約がとても役立つのです。


③言語化する練習

3.1 単語のインプットを増やす

抽象的な自分の「思考」「感情」を、

具体的な「言葉」で説明できるようになります。


3.2 5W1H思考

When(いつ)、Where(どこで)、Who(誰が・を)、

What(何が・を)、Why(なぜ)、

How(どのように)のことです。

誰に向けて話しているのか、話の目的は何か、

どのような理由からそう考えるのかなど、

自分の思考や感情に対していくつも質問をしてみましょう。

思考や感情を分解して再確認すれば、

相手へより伝わりやすい文章を作ることができるようになるはずです。


3.3 一言にまとめる

ニュースやテレビを見たあとに、

感じたことを一言にまとめてみましょう。

要約力が高まります。

(例)路上飲みが流行っていた

悪い例

路上飲みするとかヤバいな!!

良い例

路上で飲んでいる人はコロナ感染拡大の火種になるかもしれないのに、危機感が足りないな。とはいっても外出できないストレスが溜まっているのかも、週に一回友達とオンライン飲み会を設定するとか、楽しみやストレスを発散できる場を作る必要があるな!


4まとめ

頭で考えていることをそのまま言葉にするだけじゃなく、

物事を自分なりに噛み砕いて相手に

伝えるようになりましょう。

その練習として、

・単語のインプットを増やす

・5W1H思考

・一言にまとめる

といった方法があります。


※この記事は「フジタラジオ」の台本となります。本編が気になる方は、下記のラジオをご視聴くださいませ。
https://stand.fm/episodes/60c976f6307e66000612957b




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