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テレワークのためクールビズを忘れていました。しかも今年で最後とは。

わたしは勘違いしていました。

クールビズは5月1日から

クールビズって、5月1日からなんですね。

クールビズの実施期間は、昨年と同様、5月1日から9月30日までとします。また、10月においても、暑い日には室温の適正な管理と、各自の判断による軽装などの取組を呼び掛けていきます。

始まった頃は6月1日からで、衣替えだなあ、と覚えていたのですが、そういえば、東日本大震災の時に、省エネのため早めたんでした。

実施期間は環境省の想定では6月1日から同年の9月30日まで、となっている。ただし、2011年には東京電力・福島第一原子力発電所での事故等の影響による電力不足も考慮して、政界・官公庁や一部の上場企業によって5月1日より実施された。2012年からは環境省が「スーパークールビズ」を打ち出している

クールビズといえば小池百合子

クールビズといえば、小池百合子都知事が、国会議員時代に名を成さしめた出来事として知られています。

第1次小泉第2次改造内閣にて、環境大臣に就任した自由民主党の小池百合子が、2005年に内閣総理大臣の小泉純一郎から、「夏場の軽装による冷房の節約」をキャッチフレーズにしたらどうかとアドバイスされた。それ以降、環境省の主導のもと、ネクタイや上着をなるべく着用せず(いわゆる「ノーネクタイ・ノージャケット」キャンペーン)、夏季に摂氏28度以上の室温に対応できる軽装の服装を着用するように呼びかけた。「クール・ビズ」(COOL BIZ)という表現は、2005年4月に行われた環境省の一般公募によって選ばれたものである

もう15年になるんですね。

15年経って、STAYHOMEと呼びかける人になっているとは思いませんでした。

まあ、この時の成功体験で、小池さんがワンワード好きになったと言われていますので、今回の、STAYHOME週間も、クールビズの流れかもしれません。

クールビズと消費

クールビズは、ネクタイの売り上げを減らしたとか、着るものを変えたとか、省エネ家電を加速したとか、夏の消費行動に大きな影響を与えました。

○お財布にも優しいクールビズ
 クールビズは、軽装などの取組を実践することにより、快適に夏を過ごしつつ「冷房の適切な使用」を実践し、冷やし過ぎないことを目的としています。冷房の使用に当たっては、例えば、フィルターを定期的に掃除したり、夏場、家に帰って室内に熱がこもっている場合は、まず窓を開けて熱気を逃がしてから冷房をするなど、エアコンを賢く使用することで、冷房効率が上がり、お財布にも優しくなります。

夏の冷房温度は、電気代と直結する問題ですから、新しいものに買い換えた方が良いとか、付け方にも工夫が必要と言われたものです。ところが、エアコンは、オンオフをするよりも、一定の温度でかけ続ける方が省エネとか、色々な意見が出てきます。

エアコン冷房の電気代を節約するには、自動運転でつけっぱなしにしておきましょう。
エアコンの自動運転モードは、一気に設定温度まで室温を下げ、その後は微弱運転や送風運転で室内温度を保ちます。短時間で設定温度にするため、無駄な電気代がかからないようになっているんです。だから、こまめにオンオフをしないで自動運転でつけっぱなしにしておいたほうが電気代を節約できるんですよ。

そして、今年。

テレワークで家にいる場合、クールビズはどうなるんでしょう?

テレワークとクールビズ

会社に行かないから、着るものもスーツどころか部屋着の人も多いかもしれません。クールビズじゃなくてもネクタイの結び方も忘れそうと言う感じです。

https://biz.menz-style.com/item/pr?pr_id=387

スーツ出勤からビジネスカジュアル・オフィスカジュアル服、私服通勤など自由でカジュアルな服での出勤への移行も進んでいます。

これから暑くなる中で、部屋の温度はどうしましょう。学校が始まらないとか、共働きだけど、二人ともテレワークとか言うことになれば、エアコン代もバカにならないかもしれません。

会社でまとめて冷えている方が、それぞれの家が冷えるよりも、省エネなんじゃないかとも思うんですが、どうなんでしょう。

いずれにしても、テレワークにおけるクールビズを考えておく方が良いかもしれません。

小泉進次郎環境相は記者会見で、新型コロナ対策でテレワークが進んでいることに触れ「自宅でも適正な室温を心がけてほしい」と話した。

テレワーク中に熱中症で死亡とか、新型コロナウイルスの疑いで自宅待機中に熱中症で搬送とか、あまり見たくないニュースです。

クールビズは今年で最後?

しかも、クールビズは、今年で終わりそうです。

一律に期間を決めるのが実態と合わなくなる中で、小泉進次郎環境相は職員の服装を自由化。国として呼びかけてきたクールビズとウォームビズも、来年度からは一律に期間を定めるのをやめることを決めた。引き続き、温室効果ガスの排出削減は呼びかけるが、それ以外は企業や団体の自主的な取り組みに委ねる。

確かに、全国一律はそぐわないかもしれません。

そんな最後のクルービズも、テレワークで人が少ないオフィスでは、冷房をガンガンにかけるわけにも行かず、おとなしい感じになりそうです。

家でできることは、こちらから。

思いがけない節目になった、クールビズだったのでした。





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