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「どこに住むか?」は「好き」で決める

2019年の8月に沖縄での暮らしをはじめ、2020年の3月から海士町(隠岐諸島)との二拠点生活をスタートしました。まだまだ、良さやメリット・デメリットなどをお伝えできる段階ではないのですが、この記事では

・なぜ、二拠点生活をはじめたのか?
・どうして、沖縄と海士町(隠岐諸島)を選んだのか?
・住むを決めるのは「ご縁」と「好奇心」そして「タイミング」

について綴っていけたらと思います。


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ぼくはスポーツメンタルコーチとして、年間に100本以上の講演をしながら、本を書いて暮らしています。新型コロナウイルスの影響もあり、講演の機会はかなり少なくなったのですが、それ以前までは、北海道から沖縄まで全国各地に出掛け、地元の方々(主にスポーツ指導者、教育者、選手、子どもたち)とご縁をいただいてきました。

住まいは東京にあったのですが、月の半分以上を全国各地のホテルなどで過ごすことが多くなる中で「どこに住むか?」「どこで暮らすか?」に興味を持つようになりました。東京に住まなくてもお仕事ができるからこそ、自分自身がより自分らしくいられる場所を探していたのです。


どこに住むと自分らしくいられると感じる?
どこ(場所)が好き?
どこで毎日を過ごしたい?


これらの問いかけを自分自身に投げかけたとき、すぐに浮かんだ答えが「沖縄」だったのです。論理も算盤も、今後の見通しもまったくなく、ただただ直感的に「どこに住みたいか?」と聞かれたらまっさきに「沖縄に住みたい」と答える自分に素直に従ってみようと思ったのです。

もちろん、ご家族やお子さんがいると僕のように「よっと」と身軽に決断することはできないかもしれません。

どこに住むと自分らしくいられると感じる?

けれど、この問いかけは頭で考えれば考えるほど、メリットやデメリット、現実的かどうかといったものばかりが頭に浮かんでしまうため、自分の心(もしくは腹)で答えることが大事だと思います。


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そして、沖縄だけに飽き足らず、2020年からはもうひとつの場所で暮らしていくことを決めました。それが、島根県に浮かぶ離島、隠岐諸島・海士町です。

海士町は本土からフェリーで3時間、人口2300人ほどの小さな島で、友人が島の観光をお手伝いすることからご縁をいただき、何度か足を運ぶ度に島の魅力にどんどんと惹き込まれていきました。

廃校の危機からV字回復した高校の教育、Iターン者を多く受け入れ「変わろう」とする地域の姿勢、小さい島だからこそできる持続可能な地域づくり、ジオパークを代表する豊かな自然、そして「ないものはない」という考え方。

ないものはないに込められた意味
①都会のように便利なものはなくてもよい 
②生きていくために大切なものはすべてここにあり、ないものはあるものの中から自分たちで創る

そして何より、それらをひとつずつ創りあげる「人」に魅力を感じたのです。


2つの場所に共通するモノ

住む場所を決めるに当たり、沖縄と海士町に共通するものがあります。それが「ご縁」と「好奇心」です。

沖縄も海士町もすでに地域に「ご縁」があったこと。
その地の歴史や背景をもっと知りたいという「好奇心」が生まれたこと。

この2つが背中をより押してくれたように感じています。

新型コロナウイルスの影響でリモートワークでお仕事する方も増え、「どこに住むか?」が大きなテーマとなる方もいるかと思います。仕事と暮らしを行き来し、どちらも大切にできる場所はどこなのか?少しでも参考になったら嬉しいです。

よろしければサポートをお願いします!離島に住む子どもたちがより充実した教育や経験のできる機会へと活用させて頂きます。