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[読む小噺] デーブ・スペクター(当て書き:ギャロップ)

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しゃべくり漫才のうまさは「相槌」で決まる
●漫才における「相槌」はそのときの雰囲気で自然に入れるものなので通常漫才台本には書きませんが,本格的な掛け合いのしゃべくり漫才をイメージできるようあえて細かい「相槌」を書き込んでいます。それが「読む小噺」です。

毛利:実は僕ね
林:なんでしょう
毛:デーブ・スペクターさんのことが大好きでね
林:それは初耳ですねぇ
毛:ずっと言えずにいたんでね
林:なんでやねん。恥ずかしいことじゃないでしょ
毛:芸人でデーブ・スペクターさん好きって問題あるやろ
林:ないよ問題は
毛:いつかデーブさんとゆっくり話をするのが夢なんですけどね
林:そんなに好きなん?
毛:だから今日ちょっとね
林:はいはい
毛:デーブさんやってもらえる?
林:僕が?
毛:そうそう
林:なんでやねん
毛:何が?
林:そんなに好きなんやったらお前がやったらええやん
毛:なんでやんねん
林:何?
毛:僕は「デーブさんと話をするのが夢や」言うてるんやから
林:うん
毛:僕がデーブさんをやったらね
林:はぁ
毛:デーブさんと話してる感覚を味わえないやないか
林:そやけど
毛:だからお前がやらな
林:俺が?
毛:そうよ〜
林:デーブ・スペクターさんの真似を?
毛:微妙なダジャレ言うてくれたらええから
林:「微妙なダジャレ」て
毛:何?
林:デーブさんのことちょっとバカにしてない?
毛:してないよ。あれがええねん
林:あぁそう
毛:要所要所で英語も交えながらね
林:デーブさんそんな英語交えて話すタイプちゃうやろ
毛:雰囲気出るから
林:なんでハードル上げんねん
毛:おっ!ええやないか
林:何が?
毛:早速英語
林:「ハードル」も英語とみなしてくれんの?
毛:あの〜デーブさん
林:待て待て。急に「テーブさんやれ」言われてもやな
毛:ツイッターのフォロワーってどうやったら増やせるんですか?
林:え〜Twitterの?Follower?
毛:デーブさんフォロワー数すごいじゃないですか
林:
え〜それはですね
毛:なんですか?
林:Profileの写真を工夫したり
毛:プロフィールの写真
林:
Twitterに微妙におもしろいダジャレを投稿すれば
毛:やっぱり微妙なダジャレがええんやな
林:
Follower増えるんじゃないですかね〜
毛:プロフィールの写真はどういうのがいいんですか?
林:え〜郷フォロみさんの写真がいいですよ
毛:郷ひろみさんではなく?
林:go!follow me
毛:うまいですね〜デーブさん
林:ありがとうございます
毛:△△の◯◯が
林:
△△かい!もうええわ

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