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[漫才] チョコレートとコーヒーとチョコレート(当て書き:タイムマシーン3号)

#無料公開台本

#オチを予想してお楽しみください(5文字)

山本浩司:もうすぐバレンタインですね

関太:今年もたくさんいただきたいですね,チョコ

山:去年1個ももらえなかっただろ

関:山のようにチョコもらったらからこそこんなに太ってるんでしょうが

山:そんなに太ってるからこそチョコもらえないんだろうが

関:そういうことだったのか…

山:自覚なかったのかよ

関:でも,やせるために毎朝ちゃんといい豆を挽いてコーヒー飲んでますから

山:カフェインは脂肪を分解する酵素を活性化する働きがあるらしいですよ

関:なのに全然やせねぇ

山:お前コーヒーと一緒にチョコ食べてるだろ

関:きのこの山だろ?

山:ちゃんとしたチョコじゃないのかよ

関:ちゃんとしてるだろ,きのこの山は

山:きのこの山はちゃんとしてるけど,いいコーヒー飲んでるならもっといいチョコ食べてんのかと思うだろ

関:アポロとか?

山:もっと高そうなチョコだよ

関:アポロは世界で一番うまいチョコだろ。ブラックコーヒーとの相性もいいし

山:アポロはうまいけど…世界で一番って…

関:あ〜宇宙で一番ってこと?アポロだけに

山:そういうことじゃないんだよ。まぁ最終的には好みですけどね

関:お前アポロとブッラクコーヒーの相性の良さ知らないだろ

山:そもそも俺はブラックコーヒーが苦手だからね

関:ミルクとか入れちゃう人?

山:いいだろ別に。それだって好みでしょ。俺は必ずミルク入れるんですけどね,コーヒーにミルク入れるときにいつも不思議に思うことがあるんですよ

関:何?

山:黒いコーヒーに白いミルク入れてもなんで灰色にならないのかなって

関:そんなの,灰色のコーヒーなんてうまそうに見えないからだろ

山:どういうこと?

関:うまそうに見えなければ誰も飲んでくれないんだから,コーヒーとしては灰色になるわけにはいかないってことだよ

山:「コーヒーとしては」って…,灰色にならないようにコーヒーが頑張ってるわけじゃないだろ

関:あ〜それね。ミルクの方がもっと頑張ってるってことだろ?

山:だからなんなの?コーヒーが頑張ってるとか,ミルクがもっと頑張ってるとか

関:普通,まずミルクじゃなくてコーヒーをカップに入れるだろ。カップに注がれたコーヒーは何色?

山:黒だよ

関:そこにミルクを注ぐと?

山:茶色になる

関:ほら

山:「ほら」ってなんだよ

関:どっちが主導権を握ってるのかってことだよ

山:なんのだよ

関:色のだよ

山:「色の主導権」ってなんだよ

関:だから,何色になるかはコーヒーが決めてるわけではなく,後から注いだミルクが決めてるってことだよ

山:うまくなさそうな灰色ではなく,うまそうな茶色になるようにミルクが色をコントロールしてるってこと?

関:そういうことだよ

山:どういうことだよ

関:オセロにしたって囲碁にしたって,後から攻める白が主導権を握ってんのと一緒だよ

山:囲碁とコーヒーは違うだろ

関:どっちも飲み物だろ

山:お前碁石飲んでんのかよ

関:飲んでるけど…いいんだよそれは。とにかく,後から入れたミルクが色をコントロールしてるから,コーヒーは灰色にはならないの

山:だったら最初にミルク入れたらどうなるんだよ

関:形勢が逆転した場合ってことね

山:それを「形勢が逆転した」って言うのかよく分かんないけど…

関:その場合は難しい試合展開になるよね

山:試合ってなんだよ

関:さっき俺も勢いで「後から攻める白が主導権を握ってる」って言ったけど,先に攻める黒の方が有利っていう説もあるんだよ

山:だからなんの話してんの?

関:オセロだよ

山:オセロの話はいいんだよ。コーヒーの話してんの。「コーヒーにミルク入れてもなんで灰色にならないのか」っていう話

関:元々コーヒー豆は黒くない。焙煎することで豆は茶色になる。焙煎の度合いによってもっと濃い茶色になり,黒に近い色になることもある。だからコーヒーは本当の黒というわけではなく,かなり濃い茶色と言ってもいい。そこに白いミルクを混ぜると当然薄い茶色になる

山:お前何で急にまともなこと言ったんだよ

関:俺は超常識的な人間だからね

山:超常識的な人間は碁石飲んだりしないからな

関:碁石なんて飲んでないよ

山:さっき「碁石飲んでる」って言ったろ

関:あれは…碁石じゃなくて,碁石に似たチョコだよ。それを俺は「碁石」って呼んでんの

山:碁石に似たチョコってなんだよ

関:マーブルチョコだよ

山:マーブルチョコの白と黒を飲んでるってこと?

関:チョコは食べるより飲むタイプだからね,俺は

山:ってことはもしかして…,毎朝挽いてるコーヒー豆って…

関:コーヒービートだよ

山:コーヒービートって,見た目がコーヒー豆にそっくりなコーヒー味のチョコだろ

関:ちなみにうちのインスタントコーヒーはチョコベビーだけどね

山:すげぇなお前んちのインスタントコーヒー。やたら粒が大きいと思ったらあれチョコベビーだったのかよ

関:毎朝それを飲みながらアポロをいただく

山:お前そうやって毎朝チョコ飲みながらチョコ食べてたら絶対にやせないからな。そんなんじゃ今年のバレンタインもチョコもらえないぞ

関:チョコもらえないの俺のせいかよ

山:お前のせいだろ

関:食べ過ぎちゃうくらいうまいチョコをどんどん出してくるから悪いんだろ

山:誰がだよ

関:チョコを作ってる会社だよ

山:どこの会社だよ

関:明治だよ

山:明治の◯◯◯(◯◯)

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[漫才] チョコレートとコーヒーとチョコレート(当て書き:タイムマシーン3号)

漫才作家ᶠᵗ藤澤俊輔

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普段の会話を漫才にします。ストーリーがあってオチが綺麗な一生使える本格派掛け合いしゃべくり漫才台本。永久無料のアフターケア付。夢はギャロップの専属漫才作家

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作風は,ストーリーとオチがしっかりとした漫才です。オチを予想してお楽しみください。台本のイメージに合ったコンビを勝手に想定し書かせていただいており,ほとんどが実際のコンビのネタではありません。オチの落ち具合については,参考までに「いとしこいしこばなし」 https://note.mu/fujisawatrio/m/mbadad8f65a9e をご覧ください。だいたいこれくらい落ちます

コメント (1)
後半部分はご購入して読みください。オチの落ち具合については,参考までに「いとしこいしこばなし」 https://note.mu/fujisawatrio/m/mbadad8f65a9e をご覧ください。だいたいこれくらい落ちます。

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