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カバー漫才台本

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カバー漫才台本を書くことで,「古典漫才」が成立することを証明できればと思っています。オチを予想してお楽しみください
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#拍子落ち

[読むカバー漫才] おせつときょうたが夢路いとし・喜味こいしの名作漫才「ジンギスカン料理」をカバーしたら…

#無料公開台本 しゃべくり漫才のうまさは「相槌」で決まる ●漫才における「相槌」はそのときの雰囲気で自然に入れるものなので通常漫才台本には書きませんが,本格的な掛け合いのしゃべくり漫才をイメージできるようあえて細かい「相槌」を書き込んでいます。それが「読む漫才」です。 おせつ:料理のレパートリーを増やしたいんですけどね きょうた:料理のレパートリーね お:いいメニューあります? き:鍋なんてどうですか? お:鍋ね き:冬場はみなさんよく鍋食べますけどね お:鍋を? き:僕

[読むカバー漫才] ギャロップが夢路いとし・喜味こいしの名作漫才「ジンギスカン料理」をカバーしたら…

#無料公開台本 しゃべくり漫才のうまさは「相槌」で決まる ●漫才における「相槌」はそのときの雰囲気で自然に入れるものなので通常漫才台本には書きませんが,本格的な掛け合いのしゃべくり漫才をイメージできるようあえて細かい「相槌」を書き込んでいます。それが「読む漫才」です。 林:最近ね 毛利:はいはい 林:料理にはまってましてね 毛:料理。いいじゃないですか 林:家で作れる料理で 毛:ほうほう 林:少し珍しいメニューを教えてほしいんですよ 毛:なんで? 林:家族を喜ばせたい 毛

漫才論| ⁷⁰昔の"名作漫才"をカバーするにはどうしたらいいの❓

昭和の漫才には「名作」がたくさんあります。当時は今よりもネタ時間が長いのがあたりまえだったこともあり,しっかりとしたストーリーがあり,オチが綺麗な漫才が主流だったからです そのような名作漫才は,今やっても十分おもしろいと思います。ただ,「まったくそのままやれるネタ」というのはほとんどあります。映画やドラマの不朽の名作の現代版を制作する際に「リメイク」する必要があるのと同じように,漫才台本も今の時代でも通じるように書き直す必要があります 今回は,夢路いとし・喜味こいしの名作

[カバー漫才] 夢路いとし・喜味こいしが金属バットの名作漫才「漫才師とコント師と落語家」をカバーしたら…

#無料公開台本 「漫才師は大変な仕事だ」と思い始めたいとしさんと,「どんな仕事でも大変だ」と教え諭すこいしさんとのやりとりをお楽しみください オチの分類:拍子落ち/途端落ち 夢路いとし:我々見ての通り… 喜味こいし:はいはい い:「車上荒らし」やらせてもらってまして… こ:漫才師や い:長いこと「車上荒らし」を… こ:そんなもん長いことやったらあかん い:1,2回ならええんか こ:1回でもやったらあかんけどもやな。漫才師や我々は。長いこと「漫才」やらせてもろ

[カバー漫才] 和牛がキュウの名作漫才「干支」をカバーしたら…

#無料公開台本 #オチを予想してお楽しみください(4文字) 川西賢志郎:「干支」ってあるじゃないですか? 水田信二:どっちの? 川:どっちの!? え?二択? 水:「えと」と言われたら,あれかあれですよねぇ 川:「あれかあれ」って,あれしかないやろ「えと」は 水:どっち? 川:「どっち」って…,動物のほうや 水:あ〜動物のほうの干支ね 川:「動物のほう」って…俺はそれしか思いついてないけど…。もう一つのほうの「えと」ってなんなん? 水:いやでも…動物のほう