資本=信用、幸福=安心

なぜ、僕が「まちづくり芸人」と名乗っているのか?を話ます。

お金は信用という価値を変換したものだと思います。なので、これからは信用をどう獲得するか?が人生にとって非常に大事になります。どうも中国では信用をスコア化して、その信用を元にお金を貸したり、利息を減らしたり特典を付けたり、といったことまで行われているようです。

そうすると人はどうなるか?というと、信用を稼ぐために行動します。信用を稼ぐために良いことをするのは社会にとっていい方向だと思います。ただ、『信用を稼ぐ行為』が『社会にとっていいこと』と同じではありません。例えば、信用スコアからの恩恵を受けるために、システムで認知される信用だけを稼ぎに行く人たちばかりだと、社会にとっていいことではありません。

信用とはお金やサービスに価値変換できるものではあるけれど、社会にとっていいことだらけとはならない可能性があります。

資本主義とは資本(お金)を元にした社会システムであり、お金の源泉は信用である限り、信用を追い求めても人間は資本主義からアップデートできていないと思います。

じゃあ、信用以外のもので何か社会をよくするものは無いか?と考えたとき、私たちは結局何のために生きているのか?という問題にぶつかります。私たちは『幸福』になるために生きている。そう仮定すると、『幸福』な状態で人間がとる行動とは?と考えます。その行動の一つが『笑顔』だと僕は考えます。人は幸福を味わうと笑顔になる。笑顔の時は人は幸せを感じている。そう思った時、どの状態なら人は『笑顔』をつくれるのか?と考えました。

多分、それは『安心』の上で成り立っていると僕は思います。不安定な心では笑えません。苦笑いするときも心の中に余裕があり、安心できる状態があるからこそ笑ってられると思います。そう考えると人が幸せに暮らすためには安心をベースとした社会であることが大事だと考えられます。

人が安心を担保されたとき、幸せが生まれる。そこには信用も資本もありません。資本主義は社会を動かすシステムとして必要ですが、資本主義だけでないシステムも必要だと思います。その時、安心をどれだけ担保できるか?が人と幸せに導く手段になると僕は考えます。

だから、僕はまちの人が笑っていられる状態をつくりたいから『まちづくり芸人』というお笑い芸人に通じる笑いを提供できる人になりたいと考えました。
#大丈夫?僕だけどっか行っちゃってる?

『信用』が資本主義の源泉であれば、もう一つの手段として『安心』が幸福の源泉であると僕は思います。

めちゃくちゃ哲学的な話をしましたが、藤輪さんってなんでも受け入れてくれるし、なんか安心していられるよね。って言ってもらえるのが僕の目指す道かな。というお話でした。

全部で1161文字でした。(タイトル除く)

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