「おれの山」より「みんなの山」がいい。

やっとやっと先日開催した「大楠山ミニマウンテンマラソン」のお礼と挨拶を山頂売店にてすることが出来た。

大会のこと、日々の活動のこと、大楠山の整備のこと…いろいろな話をさせていただいた。

僕は常々思っているのだけど、「おれの山」という発想が苦手だ。
「みんなの山」がいいと思っている。

何よりも「おれの山」を語る資格があるのはその山の持ち主だけであり、
日常的に親しんで愛着を持つことと、「おれの山」とマウントを取ること（そのままですね）とは別の話だし、自然をコントロールすることは出来ないのだから、自然に対しては謙虚であるべきだと思っている僕としては、この考え方には賛同できないし少し怖い気持ちを覚える。

どこのトレイルにも色々な人がいて全ての会場ではないが、大会をやっていて苦労することもある。以下は逗子での出来事を書いている。
*お寺に許可をいただき開催させていただいているし、定期的な整備活動や今年からはスズメバチの罠を設置するなど安全利用のために活動させていただいている(トレイルが藪になる夏はお休み)。

大楠山の整備について話を伺うと、現状は山頂売店の方の努力による部分がかなり大きいと感じた。日々の整備のことは各自治体ごとに決まり事もあるし、僕がどうこういうことではない。

とはいえ、せっかくこうしてご縁があるのだから、僕らの日頃の活動の話をし、例えば、数年前の大型台風のように処理しきれない時は連絡をしてもらえれば可能な限り駆けつけ僕らのできることをする旨を伝えてきた。

トレイル整備はなかなか骨が折れるし、ボランティア活動も高齢化して作業が滞り始めている場所もある。そうした場所だらけになる前にこうして１つでも多くの関係を作り、困ったときは支え合えるようにしていきたい。

【お知らせ色々】
・9/25(日) 第7回NAGANO Jr TRAILRUN in 富士見高原(受付中)
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FUJIO MIYACHI is トレイルランニング普及啓発と子どもたちへの教育や次世代育成をします。

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