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今までやっていたこと 〜ミニチュア制作〜

 やっぱり、誰もが読んで楽しくなる記事がいいと思うので、僕が大学時代にやっていた、ミニチュア制作について書いていこう。

 僕は以前、大学時代に自主制作の怪獣映画を作っていたことについて書いたのだが、特撮で撮る以上、ミニチュアの建物が必要だ。
 僕は昔から工作が得意で、とある自主怪獣映画のお手伝いに行ったとき、そのミニチュアの精密さに感動し、それを思い出しながら、自分自身で作るようになっていった。

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 この写真は、スチレンボードを中心に、紙や段ボール、工作材などを使って作った、25分の1(自動車プラモぐらいのスケール)の、建物のミニチュアである。
 とある先輩の作品や、「地球防衛サークル BATTLE SHI部」でなどで作り、使用したものだ。

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 自主制作の怪獣映画では、おおよその場合、段ボールに色を付けたものが多いが、僕はいつも、中に電飾を仕込むことができるよう、窓の穴を開け、透明プラ板を貼り付けるだけでなく、ボードの裏を黒く塗って作っており、昼間のシーンから夜景まで、汎用性の高いものになっている。

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 設計図を作ることもあれば、段ボールの形に合わせて作ることもあり、そのときは、紙や工作材などで装飾を加え、それっぽく見せるようにしている。

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 「地球防衛サークル BATTLE SHI部」では、建物だけでなく、廃墟も作った。
 これは、発泡スチロールを削り、塗装したものだ。

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 街にはビルだけでなく、ガードレールや道路標識などがある。なので、自動車のプラモデル製品を組み立て、小物を作った。
 厚紙製の郵便ポストは、自分でも会心の出来である。

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 こうして制作したものや、ヨドバシで買ったミニチュアの自動車などを使い、カメラの前に飾っていくことで、怪獣シーンを撮影していった。

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 それだけでなく、この映画の主役である、戦艦を作った。
 仲間と話し合い、プラモデルの改造して作ることになったが、それ以外は基本、こちらのお任せになり、かなり楽しく作ることができた。
 後ろの推進ブースターを豆電球で発光するようにしたのも、僕のこだわりである。

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 こうして完成した戦艦は、グリーンバックで撮影し、怪獣のカットや実景に合成した。
 砲台の旋回シーンを撮るため、ストップモーションアニメを行った。

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 卒業後も、ちょっとした縁で作ることがあり、そのときは、12分の1(アクションフィギュアぐらいのサイズ)の建物を、ベニヤ板で制作したり、遠近法をイメージした地形を作ったりと、いろんなことに挑戦した。

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 今はCGモデリングの便利さにかまけて、あまり作っていないが、ときたま部屋にある材料を使って作ることもある。
 これは、最近「BATTLE SHI部」で作ったミニチュアを改造したものだ。

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 これから自作の特撮映画を撮る予定はないが、気が向いたときは、また作っていきたいものだ。 

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