LGBT見習いの研修日誌 #9

先日、知人と食事をする機会がありました。

その時たまたま、話の流れでその場にいない共通の知り合い(♂)が話題に上がったのですが……

「アイツさぁ、コッチ(ゲイ)なんじゃないの?」

その場にいた1人が嘲笑うようにこう言って、ぼくは少し哀しい気持ちになりました。

LGBTという「個性」への認識は上がっているとはいえ、こうして「陰口」のように言う人もまだまだ居るんだなぁ。と。

「ぼくもLGBTの当事者だけど、あの人は違うんじゃないですかね……」

と、一応言ってみたのですが、それは知り合いを擁護するのではなくて「ていうかゲイだったとしてなんなんだよ」という反論を遠回しに表現した意味合いの方が強いです(たぶん伝わってないだろうけど)

性的指向って(「性的嗜好」も)わざわざカミングアウトしなければならないものでもないし、ましてアウティングされなければならないものでもないんだが、なんでみんなそういう話が好きなのかなぁ……

ぼくは性的指向という面で言えばストレートですが、幼い頃にクラスメイトの男子と仲が良いことをからかわれてずいぶんと傷ついたことがあるので、そういう、人の気持ちをバカにするような言動がそもそも大嫌いです。

人が人を想う気持ちをバカにするなんて、何よりも最低な行為だと思います。そんなヤツは死ねばいいのに(さらりと暴言)。

陰口を言う人と関わらない。

自分はそういう人にならない。

周りの環境を整える。

LGBTの当事者として、ぼくにできることは?

あのひとことで、ぼくにはいろいろと課題が見つかったので、それはそれでいい時間だったのかな。と思うことにします。


本日の研修は以上です^_^



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