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エンタメは便利にしすぎると何かが足りなくなる

ミキヒトさんとのバーチャル共同企画「出前音丁フェス」でした!本当にたくさんの参加をありがとうございました!!!


各アーティストのツイキャスアカウントを皆んなで時間ごとに移動しながら、5時間ぶっ通しでバトンを渡して行きました。時間を気にして移動する感じがまるでサーキットフェスみたいだった。

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藤森愛とミキヒトさんは声をかけたそれぞれのアーティストへビデオ通話で乱入。コラボは音質が劣化するケースがあるので避けるためにあえて画面越しへビデオ通話をかざす方法にしたんですが、逆に電話してる感が出ててよかった気がしてます(笑)

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上手く繋がらなくてドキドキしたり、皆んなで移動して間に合うのかドキドキしたり、バタバタバタバタしまくりで色々ご不便をおかけしてしまいましたが、私は途中でふと思った。

どこかでこの不便さを求めていたんじゃないか?って。


"ライブ配信は生では味わうことができた「何か」が削ぎ落とされてしまい、体験の強度が落ちてしまっているように個人的に感じます。きっとその「何か」は大事なものだったのでしょう。"


リアルベースにいた多くのアーティストが感じているその「何か」。ハイテクな機材を揃えることや、良い音楽を届けることはきっとその「何か」には含まれていないと思っています。

コロナ禍で一気にインフラ整備が進んで、ミーティングは移動せずに自宅で済ませて、牛丼屋は自動券売機のチケットに機械音の番号呼び出し、レコーディングはデータのやり取りで完パケして、寝転がってスマホを開けば映画を見放題。どんどん間にあった不便が取り除かれて便利になっています。

もしもその「何か」が「不便」だったとしたら、迷いながらその場所へ行くことも、時間をなんとか合わせて皆んなで集まることも、リアルベースにいた私は間違いなくわざわざ不便を選んで、不便を楽しんでいました。


でも進んだ技術は後退したりしない。だから一緒に進むしかない。エンターテイナーは削ぎ落とされた新しい時代で、また別の新しい「何か」を生み出し続けなければならない。

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何の手間もなく快適に楽しんでもらうことも大切だけど、じゃあエンタメにそれを求めていたのか?ってことをもう一度思い出す必要があるのかもしれない、なんてね。

今回のバーチャル企画で新たな可能性を、繋がり合いを感じられた!これからも皆んなで力を音を合わせてこんな日を作り上げていきたいでーす!


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藤森愛のライブハウスで映像制作プロジェクト


配信ガーソングライター

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摩耶×藤森愛×倉沢よしえプロジェクト「MAYROOM」


音楽×絵×ファンコラボレーションプロジェクト


宅録音源&ジャケットデータ付き投げ銭



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