ATOUNの歩行支援パワードウェアの歴史
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ATOUNの歩行支援パワードウェアの歴史

ATOUN(当時はアクティブリンク)を創業した2003年から装着型の歩行支援デバイスへのチャレンジを続けています。

今日は、その歴史を振り返ってみたいと思います。

装着型の歩行支援デバイスの開発を目指している背景は、超高齢社会に突入する中で健康寿命100年時代に向けたものであり、それは18年前から変わらぬ目標です。

創業まもなく開発に着手したのは、減圧すると形状を記憶するデバイスを利用して足首を保持する機能を持った歩行支援用シューズです。

靴底部分にふいごのようなポンプを仕込み、かかとの着地に合わせてつま先がたれにくいように足首を補助するものでした。

筋力の低下などによりつま先をしっかりと上げて歩けなくなる摺り足での歩行を予防しようとしています。

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次に、歩行支援ツールとして開発したプロトタイプは、サイズとしては現在のパワードスーツとパワードウェアの間あたりに位置するような外骨格タイプの小型パワードスーツTABITO-1になります。

歩行のタイミングに合わせて腰のモータが股関節の動作をモータで補助します。シューズ開発で得た受動歩行を促すノウハウが使われています。

写真は、奈良公園で撮影したもので、人力車のやまと屋さんの車夫さんに装着してもらい人力車をひっぱってもらいました。

鹿はモータ音があまり好みでないらしく、電源をオフにして鹿せんべいに寄ってくるのを待って撮影しています。

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これらの知見を引き継ぎながら、歩行支援パワードウェアHMICOが誕生したのです。外骨格型ではなく、ワイヤーアシスト技術を利用し、よりコンパクトにしています。

太ももの前後に配置したワイヤーを歩行のタイミングに合わせて上下させることにより、歩行が楽になります。制御を変えると負荷をつくることも可能となり、脚力の強化も行えます。

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パワードウェアHIMICOは、高齢者の身体的フレイル(虚弱)からの脱却を促進するようなツールとして研究開発を進めています。

新型コロナウィルスの影響で、外出を自粛することが当面の常態となると予想されます。運動量の不足が、運動機能の低下のきっかけとなり、フレイルに陥るという悪循環への懸念が高まっています。

ATOUNの歩行支援パワードウェアで、どのようにお役立ちできるかを改めて見直し、行動に変えていきたいと考えています。

どうかお力をお借りできればありがたいです。

パワードウェアによる身体拡張技術については、以前の投稿でも別の角度からアップしています。

過去の関連する投稿も紹介いたします。合わせて読んでやってください。




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”着るロボット”パワードウェアを開発するロボティクスファームATOUN 代表取締役社長/大阪大学 工学部 原子力工学専攻/国立大学法人奈良女子大学 客員教授/大阪工業大学 客員教授/けいはんなR&Dコンソーシアム 技術・運営委員/1970年7月21日生