見出し画像

必要とされる人材は多様である

noteを始めて2か月経過しました。ついに5000ビューを超えました。大変ありがたいです!感謝いたします!

自己紹介記事以外の記事で最も多かったのは、下記の記事です。

シニアの力を活かそう!という内容でした。マックの従業員さんが最高齢で93歳という記事を載せました。いろいろな企業で、シニア人材が活躍しなければまだまだ成り立たないという声もあり、その象徴のような記事だったのでとりあげました。

とくにものづくりの現場では、熟練の技術を伝承する役割があるため、シニア人材の力は不可欠です。ただ、一方で、新しい時代の変化を乗り越えていくだけの、新たな人材の力も必要になります。ITに強い若手の人材や、SDGsへの意識が高い人材、DXなどに対応できる人材、柔軟に考えていろんなアイデアを持っている人材など、今までにはない風を組織に吹き込ませていかないと、組織はなかなか変わっていきません。

私は、特にSDGsに対して柔軟に対応できる発想をもった人材の力が必要だと思います。現在はおもに大企業中心になって対応しているSDGsにかかわる取組みも、徐々に地域に浸透し始めています。自治体、金融機関などを中心に、地域で影響力をもつ組織がSDGsに対しての取組みを推進しています。

SDGsにかかわる考え方やそれに対応した目標などと、自社の経営理念や中期経営計画などと照合して、それが合致しそうなものがあればどんどん採用していけばいいのです。きっと普段から現場で取り組んでいる事が、そのままSDGsで掲げていている取り組みのどれかに該当する、などというのもよくあることです。廃棄物の処理の工程やこだわり、資源の無駄遣いの抑制の仕方、働き方改革の推進など、こうした取り組みのどこかにSDGsの取組みが潜んでいると考えられますね。それらを顕在化していけばいいだけの話です。

たとえば、脱炭素の考え方に沿って、二酸化炭素の排出量を減らす取り組みを何か目標を決めてやっていくのも一つの方法です。SDGsの中で挙がっている様々な目標を参考に、二酸化炭素の排出抑制の目標数値を決めても良いですね。こうした取り組みは、環境への配慮という観点からSDGsとの関係も出てきます。

企業の事業全般を概観して、組織の体制を見つめ直し、様々な観点から目標を決めて数値に落とし込んでいくと、経営数字を決める過程でSDGsの目標設定にもかかわりますね。

新しい取り組みに対応できる人材と、長く受け継がれてきた伝統を継承する人材。どちらも不可欠な時代になっています。二つのタイプの人材だけではありません。様々な強みをもち、役割を担える多様な人材とともに組織の持続的な発展を進めていくのが、これからの時代を乗り切っていくキーポイントになる気がしています。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?