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ものづくりはわが子づくり〜展示会DM制作秘話

私の妹は日本画作家だ。
ここ一か月、いもーとのおかげで、熱く、楽しい時間を過ごした。

妹の作家仲間とつながる

いもーとは年に何度が展示会に作品を出展したり、仲間と企画して開催したりしている。
7月から友達と3人で展示会を開催する予定で、私に、案内のポストカード(DM)制作を依頼してくれた。

去年の夏も同じメンバーで開催し、私も同じくDMをつくらせてもらった。
だから今回で2回目だ。

去年作成したDMはこちら。

前回は初めての挑戦で、ほぼ思いつきのままに制作したような気がする。。
でも、『ポストカード』として出来上がったときは我が子ができた気持ちでとっても嬉しかったな。


そして今年のDM制作。

4月、作家さんたちそれぞれのメイン作品が出来上がった。

3人の作品を、ひとつのDMにするので、DMデザインは結構な責任を感じている。
これは去年から感じていて、せっかくの作品を、「こんな風に観せたくない!」と作家さんに思われてしまわないようにと、構成はかなり、考えている。

今回の展示会は前回の展示会以上に、コンセプトを読み込むところから始めた。

メンバーそれぞれが抱えている想いを紙に書きまとめていてくれたので、参考に。
展示タイトルに込められたものをDMで表現したい。

今回『みずいらずの水』と題された展示会に込められたものから、ピックアップしたりグルーピングして、下記のような解釈を得た。

・親和性
・水と水の隙間
・生命力
・上から下へ流れていく様
・容器の形に変形する様

これを、タイトルロゴと、3人の絵を組み合わせたもので表現していくぞ。

紙の上でロゴや全体イメージが沸いたら、Illustratorでの作成に。


日を置きながら頭の中のイメージをデータに起こしていく。
(こんなに自分のペースでやらせてもらい、感謝です。)

何度もいもーとと、どのバージョンがいいかコミュニケーションをとりまくった。

妹チェックを経て、他のメンバーもチェック。
細かいところまで見てくれて、文字のバランス感のアドバイスまで。

新しい視点をくれるので、とてもありがたい。

そして出来上がった今年のDM。


なんとか、今年もかわいい我が子が増えた気持ちでいる。

やっぱりデザインを考えてつくっている時間は、とっても楽しい!
寝ても覚めても考えてしまうなぁ。


ちなみに私はグラフィックデザインとイラレの使い方を半年学んだだけのど素人なので、妹のためにいいもの作りたい!という熱量だけでやっています。

でもね、本当に楽しくて。

妹のDMのためだけにAdobeを契約するのは勿体なさすぎるので、もっとグラフィックデザインの機会を増やしたい!と思っています。


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