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編集者にとっての導入事例インタビューのやりがいや楽しさについて

こんにちは、ふじじゅんです。

会社20分圏内に住みだして快適な日々を過ごしています。というわけで時間が生まれたので、マメにジムいったりnote書いたり、有効に時間をつかっていこうと思います。わーい。そんなわけで早速noteを。

前置き

SmartHRでは、昨秋より導入事例に注力し始めまして、2019年10月に専任で編集・グロースハックを担当する宅美さん( @kotaro53 )が入社。

直近では、コミュニケーションデザイングループの井本さん( @hirokideath_bot )とともに、ディレクションしてもらった導入事例ページおよび利用企業一覧ページのリニューアルが完了しました。

また、さらに導入事例制作を加速させるべく、新たに編集者の募集を開始しています。

要項のなかで、ポジションの魅力として、「お客さま自身が気付いていないことも含め、サクセス体験を言語化できる」ことにフォーカスして触れていますが、もっともっとたくさんあります。

というわけで、前置きが長くなったんですが、これを機にせっかくなので、導入事例インタビューや編集のやりがいについていくつかザクッと書きます。

(※ すべて個人の感想です)

(1)お客さまにとっての言語化の一助になる

まずは、先述した「お客さま自身が気付いていないことも含め、サクセス体験を言語化できる」について補足もかねて。

事前に想定質問票をお送りすることで、どれくらいの業務効率化につながったのか、どのような変化があったのかを整理していただいています。しかし、質問票上の一問一答だけで深くうかがい知るのは難しい。

一方、対面のインタビューであれば、もっと伝えたいことがあるものの上手く言葉にできない様子を、表情や口調の変化から察知できます。

想定質問票から脱線したとしても、そのような変化を突破口に深堀りしていくことで、お客さまがまだ言語化できていなかったり、気づけていなかったりしたサクセス体験に触れられるケースはままあります。

とっても嬉しく、楽しい瞬間のひとつです!

(2)お客さま満足を言葉や表情から受け取れる

もう書いているとおり。

聞いているだけで胸が熱くなるし、鳥肌がたつ。泣きそうになることもあります。

業務上、直接インタビュー制作に関わることのない方も、各社の事例担当者さまに声をかけてぜひ同席してみてほしいです!

(3)全社的にFBをもらいやすく企画・切り口が研ぎ澄まされる

導入事例コンテンツは、広報やマーケティングにおいてはもちろん、商談獲得フェーズや商談フェーズ、もっと言えば導入後の新機能紹介などなど、ビジネス全行程に活躍シーンがあります。

例えば、営業からは「●●業界における▲▲機能の活用事例がほしい」「■■人規模の企業における定量効果を深堀りした記事がほしい」などリクエストをいただくことが多いです。

もちろん、ビジネスサイドのみならず、プロダクトについてお客さまからコメントをいただくという意味では、プロダクトプランニングに活きることも少なからずあるでしょう。全社的なモチベーション向上にも繋がりますね。

このように多様な面において異なる活用方法がある導入事例は、それぞれの観点からフィードバックをいただけるため、企画・編集の切り口が多様化し、研ぎ澄まされるなと感じます。

(4)必ずしも読み手=利用者・決裁者とは限らない

導入事例に限らずBtoBのコンテンツマーケティング全般に言えるのですが、記事の読み手が、必ずしもサービスの利用者あるいは決裁者であるとは限りません。

つまり、読み手の先に、何かしらのネクストアクションをとる人がいることを想像しながらタイトルや構成、言葉を選ぶ必要があります。

これは、インタビュー先企業の業界や企業規模などによっても異なってくるため、なかなか難しい。難しいんだけど腕の見せどころでもあり、とても楽しいんですね。

(5)インタビューを重ねるごとに次のコンテンツ案が生まれる

導入事例インタビューを受けていただくお客さまから「自社(自分)が使いこなせているのか正直わからない」「だから他社がどうやって使っているのかを知りたい」とコメントをもらうケースも多いんです。

これはそのまま記事案になります。さらには、事例のみならずオウンドメディアなどの記事案を考える上でも役立ちますね。

あと、書いてて思ったんですが、インタビュー時に人との繋がりが蓄積し、ハブになれる可能性もあるなと。例えば、以下のようにできるとスマートでカッコいいかも。

「近しい業界ですと、●●社さんや▲▲社さんが■■機能を使いこなしてもらっています。お声がけして、ユースケースの勉強会を開催できればと思います!」

(6)ストーリーテラーになれる

導入事例インタビューでは、導入前の課題や導入後の効果、その効果によって得られた結果的なベネフィットなどなど、多くのインタビュイーの歴史を知ることになります。例えば、以下のような。

・導入前課題:煩雑な書類作業で労務業務の負担大
・導入後効果:サービス導入後労務業務の時間が1/3に
・その後の変化:生まれた時間で働き方改革を推進、全社の生産性が●●%向上

様々なサクセスストーリーに触れることで、サービスが解決できる課題やアプローチ可能な社会文脈も見えてきます。

おわりに

今回紹介したのは一部にすぎず、深ぼればまだまだあるはずです。ぜひ皆さまが感じるやりがいなども知りたい!
(多く集まるようだったらそれをピックアップして、後日こちらのnoteに追記してまとめるのも良さそうですね)

というわけで再度告知です。

SmartHRでは、導入事例を担当するインハウスエディターを募集中です〜! 一緒にお客さまの声を言語化し、お届けしていきましょう!

それではまた次回 ノシ

いつもお読みいただきありがとうございます! 笑顔で生きる糧になります😍 今後とも🍢ふじじゅん🍢をよろしくお願いします!