[映画]ヒキタさん!ご懐妊ですよ

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ヒキタさん!ご懐妊ですよ

作家のヒキタクニオさんの体験談を基にしたエッセイが原作です。
監督は細川徹さん。
松重豊さんと北川景子さんが年の差夫婦役で主演しておられます。

「妊活ムービー」とでも言いましょうか。
どうしても女性のせいになりがちな不妊の話を、ちゃんと「男のせいもあるよ」というのを伝えてくれてるのが良いですね。
不妊治療の段階を教えてくれてるのも良いですし。 

ただ、なんかどこか淡白に見えて。
思うに、もっと生々しいんですよ。
どうしても女性は責任を背負いがちですし
男は、性交が義務っぽくなってしまうという。
さらには、この段階の妊活は、かなり女性の身体的・精神的な負担も大きいですし。

その辺りの、夫婦間に流れる繊細な空気が、もっと表わされていたらなと。
いや、描かれてましたけど、もっと欲しかったのです。
と、個人的には思いました。

もちろん、作家さんのエッセイが原作なので、そもそもあまり悲壮感を出してなくて、ポップに描いていたのかもですけどね。

そんなこんな言いつつも、ラストはグッと来ちゃいましたね。
ここまでハードな段階ではないにせよ、うちも妊活経験ありなので。

映画を観てて、いろいろ思い出してしまいました。
子を授かるって奇跡だ。

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