漬物も、悲しみも、怒りも、喜びも、1日おいて。
漬物は、日にちを置くと味が染み込みどんどん旨味が増すように、感情も少なくとも1日置くことが大切だ。
それは、怒りや悲しみだけではない、喜びも。
感情のように、普通の状態から振り切っている状態の時は、冷静な判断を下しにくい。
例えば何かいいことがあったとしても、ぬか喜びせず、1日置いて、喜びをじんわり味わうことが、状況にも心にも良いことだと思う。
もちろん、悲しみや怒りは絶対に1日置いた方がいい。
その時はヒートアップして、ひどい言葉や涙が溢れんばかりだと思うが、1日置いて、少し粗熱を冷ましてから、冷静にそれと向き合うことが大切だ。
何をするにも1日置いて。
そうすれば、漬物のようにゆったりとした味わい深い人間になれるであろう。
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