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限られた枠の中の、ぎりぎりの表現。

友達に誘ってもらい、きもの展に行ってきたんですよ。

国立博物館が久々、かつ、コロナ以降美術館や博物館から足が遠ざかってたのと、もともと茶道をやってて着物は好きなので、楽しみに向かったのですが。

いやーーー

想像のはるか斜め上の、ロケンロールだった。

タブーなんてないのね、着物の世界って。

(実際は時代によって色んな制約はあるんだけど←江戸中期は華美なのはダメ、とか)

びっくりするような大胆なデザインやモチーフ、信じられないくらい緻密で繊細な織りや染め、超絶技巧で繰り広げられる、定められた型の中でのぎりぎりの表現。

控えめにいって、常識ぶち壊されました。

一枚ずつ喰い入るように見ていたら、時間があっという間だったよ。

展示されていた着物は、もちろん、一部の豊かな暮らしをしていた人たちのものだけど、あんな着物を着た人が城や町を歩いていたら、それはそれは夢のような景色だったろうと思う。妄想が捗った〜。

着物のモチーフやデザインを集めた当時のファッション誌が展示されてたり(レプリカ販売してくれ頼む……!!)

天璋院篤姫はやっぱり着物も小物もすごかったり(いや、センスと覚悟ありすぎや篤姫様←ひれ伏す)

室町〜昭和までの着物の歴史を細かく追ったり(私は江戸と大正浪漫が好きだなぁ!江戸は遊び心と洒脱さがほんとすごい)

とても濃い展示で大満足でした。

その後は駅前でランチ、からの、Smart stay shizukuへ。

92度サウナと16度水風呂でととのって、ハイボールとオロポ飲んで、気のおけない人と話して。身も心も、存分に、味わいつくした感じ。

はぁ〜〜魂の洗濯じゃい。

読んでくださってありがとうございます。力が抜けたり元気が出たり、人間ってそんなもんかーと思ってくれたら嬉しいです。