習いたがりの日本人



習いたがりの日本人



日本人は習いたがりすぎるという人が多い。何

かと言うと学校や塾やセミナーなどあらゆると

ころに通いたがる。。

教てもらうのは何をすればいいかを教わるだけ

であってそれを知っただけでは身に付かない。

習ったことを1人で練習を繰り返して、初めて

技が身につく。つまり場に通うこと自体は練習

ではないと言うわけである。ところが日本人は

習いに「通うこと」が練習だと思っているので

毎日でも通いたがる。本来は、1度習ったら

次に場に行くまで1ヵ月なら1ヵ月間、

1人で毎日繰り返し練習すれば良い。そして習

った形を身に付けてからまた場に行き、さらに

次の形を習う。大体勉強でも習い事でも、なか

なか上達しない人は、習っている時しかやら

ないからである。習うことと、練習して身に付

けることを混同しているのは子供だけではなく

大人もそうだろう。何にしても技を身に付ける

ためには、「1人で練習を繰り返す、孤独な時

間」を持たなければならないのだ。さらに言え

ばどのような世界でも超一流のレベルに達して

いる人は相手周囲の人たちと距離を置き、自分

の世界を持っている。そしてその1人の時間を

有効に使い、自らの技を身に付けることに力を

注いでいる。「孤独を技にしている」のだ。

孤独に立ち向かおう!

自分の世界を打ち立てるには、

「孤独な時間が絶対に必要」なのだ。









あとがき。

自分の武器をつくりたいと願う人は多くても、ひとりで自分に集中して努力する人は少ない。たとえば
英会話教室に通った経験がある人はあちこちに見つかるが、英会話教室に通ってペラペラに話せるようになったという人には会った事がない。。
実際に話せるようになった人は教室などいかなくても映画やyoutubeでひとり黙々と勉強しペラペラになっているものだ。「習う」事も大切だが、「練習」をより意識した方が結果につながる。
塾やセミナーで勉強してる気分に酔ってしまってる時に再度この文章を読みたい。


      使える!「徒然草」より 引用

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