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Kindle Unlimitedのおいしい本(お休み中)

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Kindle Unlimitedの隠れた掘り出し物を探してみました ※図書だよりから、Kindle Unlimitedの対象本を抽出したマガジンです。 ※記事公開時点の情報です。… もっと読む
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記事一覧

会社と上場の関係を易しく知る|会社の売り方、買い方、上場の仕方、教えます!

お仕事の関係で、企業の上場・M&Aなどの分野を勉強するつもりでこの本を手に取りました。お恥ずかしい話、まったく接点が無い分野で(株や投資は気になっていたので、まったくというわけではないけれど)、いきなり専門的な話をするには知識がありません。導入で小難しい本を読むのは、私の性格的に続きません……。この本は物語調で、自分たちの身近な例を挙げながら、会社と投資家の関係性、会社を売買する仕組みの概要を知ることができます。 会社員ならば、関係が無いことのように思えますが、資産形成のた

面白いテーマへの入り口がどこまでも広がる本:本の『使い方』

今日は朝から、カーリルを開いて本を検索しています。出口治明さんの「本の「使い方」 1万冊を血肉にした方法」を読み、気になる本が山のように増えてしまったから。これが、Kindle Unlimitedで読めるのだからさらに嬉しい。 出口さんが紹介する本は、古くから多くの人に読まれた本(古典も含めて)であること。ということは、ほぼ図書館に蔵書があります。カーリルに近隣図書館を4件登録していますが、どこかにはヒットします。読みたいと思ったとき、お金のことで躊躇しなくていいのは、精神

新宿の思い出とゲイの話:新宿二丁目のほがらかな人々

アニス(八角)のお酒を飲んだことはありますか?私は数回しかありませんが、衝撃的で未だに覚えているのです。水で割ると白くなる、甘い不思議なお酒。飲ませてもらったのは、新宿の小さな……フラメンコ?をテーマにしたスナックのようなバー。つぎはぎのような路地裏の狭いお店。思い出が詰まった写真が壁にいっぱい貼ってある。有名なダンサーも来たんだとか。そんな話をしたような……。もう随分昔のことで、記憶に自信がありません。白っぽい看板猫を、撫でさせてもらったことは覚えているのですが。 身の周

フリーランスの育児について、Kindle Unlimitedで調べてみる

自分の風邪はようやく落ち着いたけれど、今度は夫が同じ症状になり、今日はお休み。もしパート仕事をしていたら、夫は自分でなんとかしてもらって無理矢理に仕事へ行っていたけれど、辞めたことで時間を自由に調整できる点は嬉しい。ただ、やりたいことは山積み……。フリーランスや副業をされている方は、ワークライフバランスをどのようにとっているのか気になります。 子供の体調が悪かったらこれをしよう。良かったらあれをしよう。 その日の状況をみて選択肢を作っておくことが、習慣化しています。予定を立

年末に未来を考える:しいたけ。さんの本2冊

この時期になると、気持ち的に来年のことを考えるようになります。今年はどうだったか。来年はどんなことをしようか。毎年、好きな占い師、しいたけ。さんの占いをチェックしています。 私は占いを、なんとなくの方向を示すものとして扱っています。北極星があっちにあるから北だな。みたいな感じです。なんとなく外れている気がするなぁと思ったら、ちょっと方向転換してみます。星の形の捉え方は人それぞれ。同じ星座でも、現在地や置かれている状況は違います。 しいたけ。さんの文章は、どんな状況も前向き

起業のタネの探し方と育て方を、経験者から学ぼう:働きながら小さく始めて大きく稼ぐ0円起業

Kindle Unlimitedを利用していてよかったことの一つに、「起業」や「副業」等をテーマにした本が充実していることが挙げられます。こういった本は玉石混交で、ブログで公開している内容を抜粋した本から、書店に並んでいる本までいろいろあります。もし1冊ずつ購入していたらすごい金額になりそうです。 この本に書かれている「格差」に着目することは、私も少し感じていたことでした。最先端の技術が欲しい人もいれば、アナログな方法で構わないという人もいる。楽器演奏で一流の講師からサポー

名前の「音」から辿る自分の使命:自分の名前の美しさに気づく――やまとことば50音辞典

最近、ある人と「名前」と「使命」について考えていました。名前の音、漢字が自分の使命を決めているのではないか?という仮説です。確かに、自分の名前が今とは別だったら、周りへの印象も、「あ、同じ名前だ!」と気にする人も、親が考えた由来も変わりますから、歩む人生が変わりそうですよね。そんなことを考えながらKindleストアをながめたら、面白い本をみつけました。 「やまとことば」とは、漢語でも外来語でもない、日本独自の言葉を指します。ひらがなや、擬音語などのことです。この本によると、

「愛」と人、文化と歴史。バーで繰り広げられる「愛」に関する講義:愛の論理学

「愛」について考えたことはありますか? まず異性愛が先に浮かぶでしょう。他にも、「友愛」「アガペ」といった宗教的な愛。同性愛、人間愛…。人間の本質に近い「愛」という概念は、考えるほどに複雑で、一言では言い表せません。 そんな「愛」について、7つの視点からわかりやすく読み解いたのが、「愛の論理学」です。 この本を手にとったきっかけは、ある人の「親友が欲しい」という願いでした。「親友」とは突き詰めるとなんだろう?お互い依存し合うのではなく、自律した状態で、助け合い、支え合い、認

ネガティブをポジティブに変える視点の切り替え方:月曜日が楽しくなる幸せスイッチ

「日本は他国と比べると幸福度が低い」 そんな話をよく耳にします。幸福度が高いとされている国と比べて何が違うのか。普段、不幸なことばかり目がいってしまったり、気がつくと愚痴ばかりになっていることはありませんか? 「どうしたら、重苦しい毎日が変わるだろう?」 「気が滅入る毎日を変えたい……」 そんな人へ、幸福学の知見から、変化を与える4つのスイッチを提示するのがこの本です。 宗教学や心理学はよく耳にしますが、「幸福学」はあまり聞き慣れない分野ではないでしょうか。この学問について

起業のタネを育て、可能性を引き出す村:ローカルベンチャー 地域にはビジネスの可能性があふれている

ベンチャー企業と聞くと、都会でITを駆使しながら新しいビジネスを立ち上げていて、テレビで取り上げられていて……そんなイメージはありませんか? 地方は衰退し、若者はどんどん都会へ流れていく。都会でなければ人は集まらない。地方は衰退しているというイメージを覆し、地域に眠る可能性を活かし、成長する社会を作れることを、岡山県の小さな村が実現しています。 岡山県・西粟倉村は、人口1500人ほどだった小さな村。そこには、全国から起業を目的にした若者が集まる、ローカルベンチャースクールが

最高を目指して「事」と本気でぶつかりあう。:道を継ぐ

10月に入って、好きなことが山ほどあって楽しい忙しさを感じています。「今を変えたい」と思って具体的に始めたことが、少しずつ根を張り始めている。そんなふうに思えます。人同士のつながりから新しい視点に影響を受け、私自身も誰かに影響しているという、前向きな、成長を促す流れが、とても心地よく感じます。 私は、根性論が苦手です。「やる気」は目で見えるものではありません。「やる気が無い!」と言われると、どういう状態が「やる気のあるように見える姿か」ばかりを気にして、周りから「やる気があ

居酒屋をじっくり味わう。酒好き、つまみ好きにはたまらない:ワカコ酒

ドラマも気になっていましたが、漫画が1巻だけ、Kindle Unlimitedの対象になっています。有名タイトルも1巻から3巻、多いと10巻近く、読み放題の対象になっていることがあります。Kindleストアのトップから本を選ぶことは少ないけれど、たまにみると「あ、コレ読みたかった」という本があるので見逃せません。 女性が一人で居酒屋に入り、おつまみとお酒を嗜む。小さな個人店ならば、意外と多い光景なのでは?と思います。かくいう私も、その一人でした。嫁いでからは、移動費もかかる

利他的であることは、心地よい絆づくりへの近道:利他のすすめ・監督・選手が変わってもなぜ強い?~北海道日本ハムファイターズのチーム戦略~

組織づくりの本を読んだり、オンラインコミュニティに参加してみて、最近感じる大事なキーワードがあります。それは「利他」です。利他とは、「他人に利益を与えること。自分の事よりも他人の幸福を願うこと」。困っていたり、悩んでいる人に「何かできますか?」と声をかけ、話を聞くこと。思えば、かなり前から「利他」に関する本を読んできたような気がします。 川崎にあるチョーク工場の本を思い出しました。「利他のすすめ」という本です。ほとんどのスタッフが知的障害者というその工場では、その人が持つハ

はなべろをくすぐる本

食べることって、どうしてこんなに楽しくて、ワクワクすることなんでしょう。レシピ本、食に関するエッセイ、漫画、読んでいると食べたいもので頭がいっぱいになり、幸せな気分になります。 先日の「日曜ラジオ チャポンといこう」で、夕ごはんづくりがテーマで話をされていたとき、毎日の夕食作りの大変さや、やりくりする工夫をお話されていて、共感しっぱなしでした。私は、過去の記事で書いたように食事作りが苦手です。毎日作り続けるって結構大変。でも、食べることは大好き。そういう人がごはんを作り続け