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穴を掘る

どんな作家も どんな哲学書も

自分の居るところを 掘り下げよ!と、いう

自分の存在しているところを 掘り下げてみる

掘り下げて、掘り下げて、どんなに 掘り下げてみても

自分の見つけたいものは 見つからない

だから、もっと 掘り下げよう!と

涙して 苦労して 苦しんで 

また、 掘り下げていこうと 努力する

しかし なかなか行き着かないし 何も見つからない

だから、もう掘り下げる力も無くなってくる

そんな所まで 下を向いて掘り下げてしまって

フッと 掘る手を休めてしまい 「無」に 陥ってしまった

そして、私には

もう、上を見上げるしかなかった

掘り下げて行ったところから上を見ると 

そこには 暗黒の世界が広がっている

その中に一つの「点」があるのを 見つけた

よ~く、よ~く見てみると 「点」は「天」であり

「天」には「光」が あった 


by 娘





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