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木太 聡「顔」

木太聡の世界:「顔」を聴きながら、思いつくまま言葉を紡いだsikuramenの勝手にコラボを書きだした。【】は曲の題名

【顔】

【カフカ】の【回転木馬】は回るまわる回る

そして 飛ぶとぶ飛んで 鉛色の空へ

木馬は 何処へ 行きたいのだろう

幼児のようなあどけなさ、ちらつく大人の気紛れ、不安、安穏

いろんな【顔】をもつ【酔いどれ詩人】は ピエロの言葉を持つ哲学者

古城の中の不思議な【オネ=ル=シャトーの事件】

音叉(おんさ)の響きのように【微かな熱】にうかされた

【オリバー婦人】の【深い皺】は 自我と高慢で絡められた見えない心の証

【王と月】それは 孤高の存在として 語れないモデルの【未完の肖像】

紡がれていく糸たちは 素朴な楽調で【紡ぎ歌】を唄う

【道化は不機嫌】に語られる【証言】を聴く

【自由の贋作】は クルクル変わる人の心、怪しさ、はかなさ、可笑しさを語る

整然と語られる理詰めの 歪んだ常識は【法学者の物差し】

これらは すべて【寓話】の世界なのだ


木太 聡さん、勝手にコラボしてすみません。

でも、私とても 気に入ってます。おゆるしくださいね。

「或る 少年」の「静物の為の習作」は私の眠りの前に 毎晩リピートで流して私を眠りに導いてくれる大切な曲です。ありがとうございます。

参照:siruramen note「眠りの訪れる前に」が出来ました。

                    完

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