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9月9日:あるがままの状態

また、あっという間に日が過ぎた。くっくっくっ9月。

9月7日
東京の下北沢の本屋B&Bさんでのオンライントークイベント。SASSOの河合さんと話す。石のこと、文様のこと、わかりにくいことを伝えること。人間の持つ根幹のこと。答えは全部見当たらないし、何を話したかも中々覚えてないけど、するすると最近考えてたことが一致した。あんなに石に取りつかれてたのはなんだったのか。地層について、山について、やたらに目につく。面白い数日だった。トークイベントの後、久しぶりに実家に帰宅。2月ぶりだろうかね。ただいまと帰ったとき、ここ最近で1番嬉しかった。よく寝た。

9月8日
朝、ちゅうさんに、馬琴観音の小さなお着物を渡す。病気が続いていて、落ち込んでいたと母から聞いていた。なんやこれ!と照れでたけど、嬉しかったんだと思う。クウマにも久しぶりに行った。思ってたことチームのことをとにかくとにかく話し込んだ。話込めた。考えてたことがここでもするすると一致していく。ほっとした。夜は新しい雑誌の編集の打ち合わせ。初めてのメンバーだから、山に入る気持ちだと感じたのは1ヶ月前。山はそんなに怖くない。とっても面白い面白い山だ。帰りはツレとお寿司をお持ち帰り。食べて、企画の話をする。

9月9日
朝は英語、夜は鍼。その間からあいだに、進めなくてはいけない仕事を勢いよく進められた。今月末出版の本の原画が届き、嬉しくてみんなに見せて回る。きれいだねえと言ってもらえてとても嬉しい。ヨーグルトジェラートの仕込みもした。7日、河合さんが言っていた「山は、動かないけど変化し続けている」を思い出す。そして続く、山になりたいという言葉。私も、「変化し続け、でも動かない動じない」が残り少ない今年のテーマかもしれない。山は、何にも期待しないんだろう。自分にも、人にも、他の生き物にも。人間は、自分は、いろんなものに期待し過ぎだ。自ずから然らしむ。あるがままの状態。今日の夜食べたのはきのこ鍋。大根をスライサーでスライスして、たっぷりの舞茸えのききくらげ、ニラ。酢橘を絞って、はふはふ言って食べた。おいしい。

「ここに移動されてたよ、多分嬉しかったんだと思う」と母から、馬琴観音の写真がきた。寝室のテレビ横。ベストポジション。

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