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シングルマザーになったので助産師になってみた!

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何の資格もスキルもないシングルマザーが助産師になるまでのあんなことやこんなこと(^○^)
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⑨助産師学校試験

⑨助産師学校試験

助産師学校は推薦の試験のため、面接試験のみでした。

面接試験では、なぜ助産師になりたいと思ったのか、子どもがいるが誰が実習中サポートしてくれるのかなど聞かれました。

緊張して口の中がカラカラになったのをとてもよく覚えています笑

推薦で受験した同い年くらいの女性に、帰り道に話しかけられました。

その女性の方は「絶対落ちたー!」と言っていました。

「大丈夫だよー!」と慰め合いながら帰りました

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⑧看護師国家試験に臨むストレス

⑧看護師国家試験に臨むストレス

看護師国家試験は、看護学生3年生の2月に受験します。

3年生は実習や研究などで、とても忙しいです。それに加えて看護師国家試験勉強もしないといけないのです。

まず実習が大変。

朝早くから電車やバスを乗り継ぎ、実習病院まで行きます。そして実習を行い、記録、記録、記録…。体力は限界、ねむい、記録書かないと、ねむい。

睡眠時間を確保するのも至難の技。

しかし子育ては待ってくれません。

忙しい雰

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⑦助産師の道が開ける

なぜ看護師を目指していたのに助産師になったのか。

そもそもわたしは明確に助産師になりたい!と思っていた訳ではありません。

看護師になってシングルマザーとして自立したいということが第一の目標でした。

転機は看護学生の3年生になったころ。

クラスメイトからこの学校には助産師学校の推薦枠があるということを聞きました。今のところ誰も希望者がいないということも。

わたしの心の何かがザワザワしました

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⑥看護学生で大変だったこと

⑥看護学生で大変だったこと

シングルマザーが看護学校へ通うとき

必ず解決しないといけないことがあります。

それは、自分以外に子どもの面倒をみてくれるサポーターの協力を得ること。要するに臨床での実習だったり、放課後の演習で帰るのが遅くなったりするときに子どもをみてくれる人がいないと厳しいということです。

シングルマザーにはなかなかつらい条件ですよね。

私の場合は近くに母や兄、ちょっと離れたところに親戚がいたのですが、み

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⑤シングルマザー、看護学生になる

⑤シングルマザー、看護学生になる

9年ぶりに学生になりました。

なんとも嬉しい!!

どんなクラスメイトがいるのかな?現役生と仲良くなれるかな?ワクワク

おおー、色んな人がいるなぁ。おじさんっぽい人もいるー!

なんて入学式でキョロキョロしてました笑

新しい教科書や白衣など色々買って、またワクワク

解剖学や生理学の教科書って分厚いなぁー、覚えられるかなぁ…なんて一抹の不安もありつつ

どの授業もめちゃくちゃ楽しかったです!

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④看護師になる!

④看護師になる!

シングルマザーで生き残る方法は「看護師」!

これしかないと思っていました笑

なぜならば。

シングルマザーの場合、高等技能訓練促進費というものがあるからです。

高等技能訓練促進費とはなんぞや。

それはシングルマザーが看護師や介護士、保育士をなどの資格を取るために学校に通うと、ひと月あたり非課税世帯で14万円(当時)ほどもらえるというありがたい制度です。

「14万円じゃ親子2人で暮らせない

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③シングルマザーになった!

③シングルマザーになった!

離婚届を出して、シングルマザーになりました。

2週間後には新しい勤務先で働き始めることになっていたので、引越しやら、運転免許証や銀行口座など名前の変更とか、子どもの姓を私の姓にするための裁判所への申し立てとか、保育園の申請(百人以上、待機児童がいるからすぐに入れないですと言われた)とか、母子家庭手当の申請などまたまた色々なやらなきゃいけないことがありました。

しかーし!兄の紹介で、何の資格もな

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①シングルマザーになるまでのこと

①シングルマザーになるまでのこと

元夫と出会ったのはアルバイト先。20代で自由に生きていた私と元夫。「私たち最強!」的な(最弱や)とても楽しい日々を過ごしていました。

2人で暮らすようになって結婚し1年経過した頃、赤ちゃんを授かりました。とても嬉しくて、胎動を感じてはニマニマしてました。

ただ一つ心配だったのは、元夫が定職に就かないことでした。でも元夫が大好きだったので、それも許していました。私が働けばいいのだから大丈夫!と。

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②離婚届を出すまで

②離婚届を出すまで

夫婦で話し合い、離婚することに。子どもは小さかったけども、私たちの説明を必死に理解してくれようとする姿に涙。ごめんね…

「パパとママは別々に暮らすようになるけども君を必ず幸せにするからね!」と、心に決めて。

そして、元夫の家族に離婚することを報告に。

「決めたのなら仕方ない」

と、離婚を受け入れてくれました。

私の両親も離婚を受け入れてくれました。

義両親、両親共に理解がありすぎて、戸

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