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縁側書生生活はじめました

古民家ゲストハウス鎌倉楽庵で住み込みスタッフとして働きはじめました。
語呂がいいので #縁側書生生活 という言葉を使っています。
縁側っていいなあ、って思って。縁側って部屋と部屋を結ぶ、つまり人と人を結ぶ通路でありつつも、半分屋外のような界隈性があって、外部の情報を自然と取り入れられるんですよね。
僕は読書が好きで、楽庵で働きはじめてからよく縁側で本を読んでいます。日差しが入り込んできたり、雨に濡れた草の蒸れた匂いがしたり、鳥の声が聞こえたり、他の家の掃除機の音が聞こえたり。鎌倉は海と山に挟まれた地域なので、今の時期は海からはトンビの声が、山からは鶯の声が聞こえます。電車で読書が捗るように、完全な無音じゃない方が読書は捗るんじゃないかと思っています。

最近読んだ本。読書感想文もnoteに書いていきたいですね。

もちろん住み込みスタッフなので、ただ遊んでるだけじゃなくて色々と仕事をしています。
お客さんが泊まっていった日は、お客さんが起きる音で目が覚めます。日本の古民家は襖を開けるときのスーッという音だったり、扉を開けるときのガラガラっていう音がすごくよく響きます。遮音性が低いと言えばそうなのですが、生活音がよく聞こえるというのは昔の日本の家族のあり方を想像させられます。欧米のように個室でプライバシーを重視する家ではなくて、平屋で遮音性が低い日本家屋だからこそ、家族の境界が曖昧に混ざり合った人間関係が生まれるんじゃないかな、と思います。

お客さんがチェックアウトしたら、ルンバ君のスイッチを入れ、シーツを洗濯機に放り込んで、トイレとお風呂を掃除します。掃除で気をつけるのがルンバ君の動線を確保してあげることで、家中の襖を開けて、布団を移動させ、ルンバ君が掃除できないところを掃除機で吸い込んでやります。楽できるところは楽しよう、っていう考え方があるのがウチのいいところです。ルンバ君ありがとう。

お昼ご飯はゲストハウス内のキッチンで適当に作ります。コンロが1つしかないのが難点といえば難点ですが、最近は慣れてきました。鎌倉ハムの角煮の細切れで作るチャーハンが美味しくて、ヘビロテしてます。

お昼を食べたら自由な時間で、海に行ったり本を読んだりしています。由比ヶ浜はいろんな人が素になれる場所なんじゃないかと思っていて。カップルが抱き合ったり、写真を撮り合ってるのを見ると、由比ヶ浜はこの世の楽園なんじゃないかと思います。

最後に

ここまで読んでくれた方、ありがとうございました。このnoteを読んで楽庵に泊まりにきてくれる方がいれば嬉しいです。公式サイト

から問い合わせしてくれると手数料がかからなくてハッピーです。

これからどんどんnote更新していきたいと思うので、是非フォローよろしくお願いします!



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