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Vol.5ドイツのクラスメイト🇩🇪

 今回は僕が行っていた語学学校で出会ったクラスメイトについて書きたいと思います。

 僕はドイツ語を学ぶために語学学校に6ヶ月間通っていました。朝の9時に始まるので、7時に起きて、8時ごろに家を出てました。トラム(路面電車)で30分くらいかかりました。

  語学学校はドイツ語を学びに来る人が多いため、ドイツ人はあまりいませんが、多国籍の友達を作ることができます。ここが僕が思う一番良かった点です。日本にいると、海外の方と出会う機会がありませんが、ドイツにいると様々な国の人と出会うことができ、たくさんの文化の違いを感じる事ができます。

 僕が出会った友達でいうと、韓国、中国、ベネズエラ、イタリア、スペイン、ロシア、インド、スイス、トルコ、リビア、タイ、ギリシャ、ポーランドなど、書ききれないほど多国籍です(笑) それだけでも楽しいです。日本にいると、そういった機会がないので、異世界過ぎて知らないことが多いと思います。しかし、友達ができるとその国の背景を知りたくなるので、自分の中で他国との距離が縮まり、興味を持つようになります。

 いくつか印象的な友達について紹介したいと思います。

まず、スイスの友達です。皆さんはスイスについてどれくらい知っていますか?すぐ思いつくことだと、ハイジがあると思います。実際にスイスを観光したことはないですが、長距離バスで通ったことはあります。(この内容についてはまた掲載します、めっちゃおもろいネタがあります)。大自然で圧倒されるような自然があります。

僕自身も詳しくはあまりないですが、友達ができました。一番その彼について驚いたことは、17歳にして7ヵ国語くらい話せたことです(笑)。日本では英語を話せるだけで、重宝されますが、海外では最低でも3ヵ国語話せます。ここが一番驚きました。スイスは大きく分けると三つに分けることができます。一つ目は、ドイツスイス。二つ目がフランススイス、三つ目がイタリアスイスです。もっと細かく分けることもできますが、大きく分けるとこんな感じです。何が違うのかというと、話す言語が違います(笑)。同じ国で話す言葉が違うのです(笑)。想像できますか?(笑)日本に住んでいる私たちには理解しにくいと思います。

このことが背景から、違う言語がものすごく身近にあります。なので、学校などで小さいころから他言語の勉強に力を入れているのだと思います。僕の知っている彼はフランス語が母国語でしたが、ドイツ語も英語も話せます。彼は学校の休みを利用して、二週間ほどドイツ語の勉強をしに来ていたのです。このようにしているので、彼らはたくさんの言語を話すことができるのです。僕も彼らから学ぶべきものがたくさんあると感じました。

 次は韓国の友達です。ドイツでできた友達の中で一番仲がよかったと思います。僕の中ではとても印象的でした。彼らは夫婦として語学学校で勉強していました。なぜ印象的だったかを説明します。

 中には韓国が好きな方がおられると思います。特に若い女性の方が多い印象です。僕はといいますと、お世辞にも好きとは言えませんでした。おそらく理由は、よく日韓関係のニュースにを見たことによってできたイメージ思います。しかし彼らに出会ったことで大きく変わりました。彼らが日本にすごく興味があったのでたくさん話をしました。また少し大学の時に日本語を勉強していたようで、すこし日本語も話せました。また、日本の文化にも興味があったようで、漫画や日本のドラマについても聞かれました。(花より団子が国民的に人気らしいです)このような話をしたことによって、僕も韓国に興味を持ちました。いうならば、彼らの住んでいた国はどんな感じなんだろうと思いました。そのような過程の中で、大きな偏見が崩れていきました。

僕は完全に偏見を持っていたのです。そのことに気づかされ、自分でもびっくりしました。メディアによって勝手なイメージを持ってしまったのだと思います。このことによって、友達を作ることは素晴らしいことだと、また平和的だなと思いました。国の歴史や関係性を超えていくことは、とても難しいことだと思います。しかし、友達ができれば、そんなこと関係なく、その国のことをちょっと好きになることができると思います。僕が思う国の関係性を改善する方法は、その国の友達を作ることだと思います。具体的には、異文化交流をすることだと思います。決して外交政策ではないと思ってます。国対国のでは、大きすぎて難しいと思います。国のような大きな組織ではなく、個人単位の私たち一人一人が実際に異文化交流して、本質を知る以外ないと思います。

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 ここでは僕が出会ったクラスメイトについて書きました!少し話がそれてしまった部分もあると思いますが、一番言いたいことは、出会いは素晴らしいということだと思います。みなさんもたくさんの人と出会ってみてください!!

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次回、Vol.6 「ドイツ代表のラガーマン」


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