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つい自分の事を後回しにしちゃう私に香りのご褒美

こんにちは!fuacha(ファーチャ)プロモーションマネジャーのかおるです!

私現在32歳、2児の母をしながら在宅ワークをしているのですが、最近自分へのご褒美なんてあったっけ?とふと思いました。

仕事育児家事にやることが山積み。寝不足なんて日にはイライラしがち。生理前後は更に体もお肌もガタガタ!それに加え、あと10数年後には更年期がやってくる!

自分の体のためになること、なかなかできないですよね。

私だけでなく、世の中の仕事や育児で忙しい女性はこんな感じだと思います。
意識して自分のためにご褒美なんてなかなか取らないですよね。


fuachaは、自分のことを後回しにしがちな忙しい3〜40代の女性に体をいたわってほしい!という願いのもと、花茶・果茶の販売準備を進めています。

その第一弾商品が「薔薇の花冠茶(かかんちゃ)」

今日はバラの香りについてまとめたいと思います。

fuachaの「薔薇の花冠茶」



ストレス解消に「バラの香り」は有効


バラの香りには高い鎮静作用(リラックス効果)があることがわかっています。硬くなった心身の緊張をほぐし、気持ちをゆったりさせる効果が大いに期待できるのです。

因みに、バラの香りは大きく分けて2系統あるのご存知でしたか?
私は今回調べて初めて知りました。

・ダマスク系(ヨーロッパのバラ系統)
濃厚で甘いゴージャスな香り

・ティー系(中国のバラ系統)
紅茶に似た上品で優雅な香り

後者のティー系の香りには、「ティーローズエレメント」という人の心理作用に良い影響を与える物質が含まれているそうで、資生堂の研究によって発見されたそうです。すごいですよね、日本人。

そして驚くべきはこの「ティーローズエレメント」という香りの物質、なんとラベンダーの4〜5倍もの鎮静効果があるんだそうです。
他の草花の香りも含めて「ティーローズエレメント」よりも鎮静効果の高い香りは見つかっていないというんですから、これはもう天然の鎮静剤です。

日々忙しくてストレス解消できなかったり、ついついイライラしてしまう時、意識してバラの香りを日常に取り入れると良いかもしれません。

私は子供がお茶をひっくり返したときに、バラの香りをすぐさま嗅ぎたいと思います。鎮静、鎮静。

薔薇の花冠茶

そんなありがた〜いバラの香りを嗅ぐだけでなく、飲んで楽しめるのがfuachaの「薔薇の花冠茶(かかんちゃ)」。
「薔薇の花冠茶」とは、薔薇を低温乾燥させ、豊富な栄養・美しい色・摘みたての優しい香りをそのまま閉じ込めた、お花そのものを楽しむお茶です。

東洋医学においてバラは血の巡りを良くする働きがあるため、寒さからくる疲れ、更年期障害、月経痛に有効なんです。中国では薬膳茶としてよく飲まれています。バラは香ってよし、飲んでよし、の女性の味方ですね。

5月の開花時期、日が登る前に満開寸前の蕾だけを収穫。この条件が最も香りを豊富に含み、栄養を蓄えたベストな状態なんです。

陽射しを浴びる前に収穫

その後、バラ本来の色を保つため丁寧に低温乾燥。収穫してから2時間以内に完成させるため、バラの香りや栄養が新鮮なまま閉じ込められているのです。

低温乾燥中

また、fuachaの「薔薇の花冠茶」は、製造過程で香り付けや添加物を一切入れていません。そのため、香水のようなツンとする匂いではなく、バラ本来の自然な優しい香りを楽しむことができます。



低温乾燥後の薔薇の花

まさに「薔薇の花冠茶」は、極上の香りを頂くことができる「飲む花」。日々、自分のことを後回しにしがちですが、ちょっとした休憩時間や、就寝前に飲んでいただけると、ふっと心が軽くなるはずです。

薔薇と人の歴史はびっくりするほど古い上に面白い

ここからはおまけ的な内容です。

歴史上初めて出現する最古のバラは、ギリシャ最古のミノア文明。
その文明を代表するギリシャクレタ島クノッソス宮殿では、推定紀元前1700年ごろに描かれたとされる薔薇の壁画が発見されています。これが自生していたバラなのか、諸外国から伝わってきた種を栽培していたのかで、また大きく歴史が変わってくるのですが、まだ解明されていません。

またこの壁画の絵がなんともいえない。
え?これバラ?ほんとに?という感じの絵なんです。
気になった人はググってみてください。
研究者達もこれがバラか否か激しい論争があるそうです。

バラへの関心が爆発的に広まったローマ時代。
バラ油の薬効が信じられ栽培が盛んになると共に、香料、観賞用、と用途が多岐に渡り、ローマ貴族が楽しむ高貴な花として扱われていきます。

ローマ皇帝ネロが催した宴会では、大量の薔薇に埋もれて窒息死した客がいる、という話が伝えられています。

世界三大美女クレオパトラも薔薇を愛用しており、湯船に浮かべたり高価なローズオイルをふんだんに使っていたそうな。
ローマからカエサルやアントニウスをエジプトに迎える際、宮殿の廊下に膝が埋まるほど薔薇を敷き詰めて歓迎したのです。その廊下の先に、薔薇の香水をまとった妖艶なクレオパトラがいたらローマ男子もイチコロですよね。

更にマニアックネタなんですが、シチリア島の司令官コルネリウスという人。このかたは、住民から金銭を強要かつ過度の贅沢をしたとして告訴されているのですが、注目すべきが「過度な贅沢」の内容。
バラの花びらを詰め込んだ座布団に座り、頭をバラの花冠で飾り、そのうえ鼻の下にバラの花びらを詰めた匂い袋をいつもぶら下げていたそう。
当時、バラは大変高価なものだったでしょうから、贅沢と言われても仕方ないのですが、バラブームの狂気を感じさせるエピソードですよね。

しかしながら、日々をかつかつに暮らしていたら、花の香りを楽しむゆとりなどありませんよね。まさに今の私と同じです。

強大なローマ帝国が一定の期間、パックス・ロマーナ(ローマの平和)と言われる豊かな時代を作り出したからこそ、バラの様々な側面を楽しむ文化が発展し、今日のバラのステータスを生み出す原型となったのでしょう。

私もローマ人を見習って、バラの香りを楽しめるような「ゆとりある時間」を確保しようと思います。

次回は果茶(かちゃ。果実のお茶、食べるお茶)について書いていきたいと思います。


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