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杏仁豆腐に添えられてる赤いアイツは実はすごいやつ。


ミルクボーイが漫才してくれそうな赤いアイツは、クコの実といって、小さな可愛い実を乾燥させたドライフルーツ。
見た目が可愛い上に、栄養が豊富で、ついでに中国4000年の歴史を持つ凄いヤツです。

降圧作用、抗脂肪肝作用、があり不老長寿の薬として親しまれる他、ビタミンC、ミネラルが豊富で美肌効果も◎

海外ではセレブたちが「ゴジベリー」と呼びスーパーフードとして愛されています。

クコの実は4000年以上前から食用として利用されてきました。
歴代の皇帝たちは養生のために積極的に取り入れ、農民たちは薬として日常的に摂取していました。
クコの実は中国語で「枸杞」。中国国内でも方言があり、血杞子,明目子,茨果子と呼ばれていることもあります。

現代でも漢方のバイブルとされている中国最古の薬物書『神農本草書(しんのうほんぞうきょう)』では、365種類の植物・動物・鉱物が薬として集録されており、人体に作用する薬効の強さによって上品(じょうほん)・中品(ちゅうぼん)・下品(げぼん)に分類がなされています。

上品(じょうほん)・・・体を丈夫にして長期に投与しても害がない
中品(ちゅうぼん)・・・毒性は弱いが作用はやや強い
下品(げぼん)・・・激しい作用があって長期に用いるべきでない

クコの実はこの時代の書物で既に上品として扱われていたほどの薬草。

日本においても、江戸の初期に伝えられた生薬のバイブル『本草綱目』では、クコの実について15ページにわたって解説されています。

夏目漱石の小説『草枕』の一節では、「家の南面に枸杞(くこ)の生け垣を植えると、病人が出ない」というくだりが見られるように、田舎ではよく生垣に植えられており、人々の健康維持に欠かせなかった存在であったことが伺えます。

杏仁豆腐の上に一粒添えられた可愛いアイツは、ちょこっと添えられているんじゃ勿体無い!
太古の昔からスーパーフードとして崇められてきたすごいヤツだったんですね!

クコの実がたくさん入った果茶

脇役に徹していると見せかけて、実は凄いクコの実。

それを主役に抜擢したのが、fuacha(ファーチャ)の果茶。ドライフルーツを使用したノンカフェインの食べられるお茶です。

果茶には女の三宝と言われている「なつめ」「ろんがん」「クコの実」が
バランス良くブレンドされている。

果茶で使用しているクコの実は、中国の寧夏回族自治区、中寧県産。
実はここ、クコの郷と呼ばれるほど、有名なブランド産地。

寧夏回族自治区。
日本語の読み方は、「ねいかホイぞくじちく」。
ちょっと可愛い。
中国語だと「ニンシャー」と呼ばれる地区です。
こっちも可愛いですね。

寧夏回族自治区ってどこですか!!
と言いますと、ここです。

寧夏回族自治区


世界四大文明の一つである黄河の上流に位置し、内モンゴル自治区と隣接している自然豊かな土地です。

寧夏産のブランドクコの実

寧夏回族自治区におけるクコの実栽培の歴史は500年〜600年。
寧夏地域は空気が乾燥していて降雨量が少なく、日差しが十分確保され、昼夜の寒暖差が大きく、クコの実の栽培に適しています。
色は艶のある赤、粒が大きく、皮が薄い、肉厚、種が少ない、抜群の品質を保持しています。

その寧夏回族自治区の中でも、特に中寧県のクコは品質が良く、希少で高価。天下一品!中国国内でも有名です。

中寧県は黄河のすぐそばにあり、黄河が育んだミネラルを豊富含んだ豊かな土壌があります。
その土壌で育くまれたクコの実は、品質も栄養も天下一品と中国国内で賞賛されおり、国内で唯一薬用クコの生産地として国家指定を受けています。

詳しくは別記事やfuacha公式HPにてまとめていますので、是非覗いてくださると嬉しいです!




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