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まっつん(松草達人)|FLY_026

日本を飛び出し、ワークもライフも100%で楽しむ

まっつん(松草達人|会社代表)自由大学では「アメーバワークスタイル」「社内起業学」を受講。受講後にインドネシアのジャカルタに移住し現地法人を立ち上げる。日本を飛び出し異国の地で活躍するまっつんに、現地での暮らしやジャカルタで働く魅力を教えてもらいました。

Q.自由大学を知ったきっかけは何ですか?

「起業」「独立」「ビジネス」といった硬めなセミナーとかコミュニティにはよく参加していて、その延長で“働き方”というキーワードで色々探していたらアメーバワークスタイルの講義を見つけました。「えっ?アメーバってどうゆうこと?」この疑問を解決しようと思って申し込みボタンを押してました。

Q.自由大学を受講して学んだことは?

考える幅が広がったと思います。ビジネス系のイベントで出会う方々とは違う人達に会えて議論できたことがいい刺激になりました。あとは、今思えばですが、授業でたくさん議論してアウトプットできるので、ぼやっとしていた未来のイメージを具体的に思い描けるようになった機会だったと思います。

Q.インドネシアでは、どんなお仕事をされているんですか?

日本のベネフィット・ワンという会社のインドネシア現地法人を立ち上げました。企業の社内制度(従業員福利厚生や報奨プログラム)のアウトソーシング事業です。設立から1年ほどのスタートアップ企業なので、営業からマーケティング、システム設計や会計業務まで何でもやっています。日本人は僕1人、インドネシア人のスタッフが3人の計4名の会社です。

Q.ジャカルタに移住したきっかけは?

もともと海外でのビジネスに挑戦したいと思っていて、行き着いた先がインドネシアのジャカルタでした。インドネシアに興味を持った理由の一つは、イスラム教徒の人数が世界で1番多いこと。自分の知らない世界ってやっぱり見たいし触れてみたくて。今まで接点がなかった領域に飛び込んでみようと思ったんです。

Q.イスラム教徒が世界で一番多いんですね!日本とジャカルタの暮らしの違いはどんなところですか?

交通手段ですね。ジャカルタはインドネシアの首都なので交通インフラが整っているイメージがあるかもしれまんせんが、電車通勤や徒歩通勤は叶いません。交通網が整備されていないので、多くの人が車での移動がメインです。もちろん自分では運転できないので、タクシーや、ドライバー付きレンタカーを使っています。渋滞は世界一といわれているそうです。割と頻繁に、5km進むのに2時間かかったりします。信じてもらえないかもしれませんが。

Q.ジャカルタの生活には慣れましたか?

住み始めた最初のころは、日本と勝手が違うのでとまどうことが多かったのですが僕は比較的すぐに順応できた方かもしれません。その違いが逆におもしろいと感じていました。

Q.例えば、どんな違いがおもしろいな~と思いましたか?

よくアポイントなどで時間を先に決めると思うんですけど、多いのが「ランチを食べたあと」という設定方法。これは13時前後で連絡を取り合いお互いの都合を確認しながら会うタイミングを寄せていく手法なんです。最大1時間くらい前後することは許容範囲じゃないでしょうか。食事の時間はお互い大事だし、もしかしたら渋滞で遅れる可能性もあるし、1番良いタイミングで会う事ができるから自然とそうしているそうです。

日本人から見ると時間厳守でしょ!って思うかもですが言われてみれば理にかなっているなとも思います。確かに、13時ぴったりに集合しようとすると渋滞が読みきれず30分前に到着することや遅れてしまうことも多々あるので。実はお互いストレスの掛からないようにお互いを想いやるインドネシアらしい優しい発想からきてるんだなーって感心したりします。

Q.まっつんから見たジャカルタの魅力は?

魅力は人ですね。インドネシア人のキャラクターっておもしろくて、みんな愉快なんです。怒っている人もほとんど見たことないですし、初対面でもフレンドリーです。ジャカルタは特にインドネシア国内でも地方から来ている人が多く、さらにビジネス街なので違う国籍の人も大勢いるんです。でも、接し方は誰に対しても変わらないのがおもしろいと思います。

Q.ジャカルタでの生活に、自由大学の講義が活きているって感じることはありますか?

ワークスタイルはライフスタイルと対である、という考え方が強くなりました。あえてバランスをとるものではなくて、その時その時を100%楽しめばいいと。ワークとライフを50%:50%ではなくて、どっちも100%って感じで。新しい仕事をして、さらに海外での生活となるとなかなか大きな決断のように感じる人もいるけれど、実はそうでもないんですよね。僕は案外ふらーっと日本を離れようと決めることができました。東京から地方に拠点を移すイメージと似ているような気がします。それは、自由大学で人間的におもしろい人と出逢えたことが大きいと思います。実際に受講後にクラスで一緒だった友達が、日本から海外、東京から地方へとスタイルを変えているのを見て、自由に選択していくことってわくわくするなと思いました。

Q.今後チャレンジしたいことは?

たくさんの気付きを与えてもらった自由大学で新しい講義を開講したいですね!テーマは「もっと自由でグローバルなワークスタイル学!」。

【取材後記】実はインドネシアに語学留学した経験のある私。インドネシア人のフレンドリーな笑顔が懐かしくなりました。地方に移住する感覚で、海外に移住したというまっつん。やりたいことがあるならば、場所は海外でも国内でも場所は関係ないのかも。文化の違いを楽しんだり、ワークとライフを100%で過ごすのも自分の発想しだいかもしれませんね。

(インタビューした卒業生: #鈴木宏美

FLY(フライ)は、自由大学の卒業生が登場するインタビューコーナー。自由大学に通い、新しく見つけた自分の姿。卒業して、踏み出した一歩は小さくても確かな手応えをもって、新しい日常の扉を押し広げます。卒業生が体験した、自分らしい転換期の話をお届けします。

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