第五話「ウレシハズカシ」

徐々に練習や、対抗試合でも上級生相手に
自分のプレイが少しづつ通用するようになり
弱小チームのレギュラーとしての自覚が
芽生え始めた小学4年生の後期の話

当時の6年生達が最後の大会へ向けた練習中での出来事でした。

チームの中ではヘディングが得意だった僕は
自チームのコーナーキック時に
セットプレーに参加し「得点を決めろ」
とゆう新たなミッションを監督から受け、その日の紅白戦で
自チームコーナーキックからのボールに勢いよく飛び込み
ジャンピングベッドでゴールを決めるとゆう、
スーファミの中でしか出来なかったゴールを決める事に成功。

ナイスボールを入れてくれた次期キャプテンの「N浜君」に向かって
ダッシュで駆け寄り、興奮しあげて、喜び合った記憶があります。

この時、初めて自分で得点するとゆう喜びに目覚め
「DFじゃけど、もっと点決めたい!」と考え始めた時期でもありました。

その年、最後の地区大会当日

ウォーミングアップを済ませた後、スタメン発表の時でした。
いつものように相手の攻撃を止める気満々だった僕に
「お前、今日はMFやってみぃ。」と、ぶっつけ本番でのコンバートを
いきなり告げてきた監督。。。
今まで1度もやった事のないポジションに困惑した僕は即座に
「えっ‥やっやったことないし。。」と
率直な思いが口から出してしまい、それを聞いた監督から
「大丈夫よwwいつも通りボール取りに行ってから
チャンスがあったらシュートしてみぃ!」と軽く笑いながら
僕の背中を押してくれた記憶があります。

そして大会1回戦

前半はポジショニングすら理解出来なく、
コート中央辺りをウロウロと往復するだけで、
まったくゲームに参加出来ないまま前半が終了。。

ハーフタイム中に監督からの指示で
「マークはトップ下!!ボール貰いたい時は
 DFからのパスを貰いに自分から寄れ!」
 と言われ、やっと自分の役割をうっすらと気づき
 後半戦へ。。

監督の指示のおかげで、後半からはゲームに関与するプレイも多くなり
攻撃に参加する機会が徐々に増えはじめ、後半戦も中盤に差し掛かった頃、
まさかのラッキーチャンスが訪れたのは、
またしても自チームのコーナーキックからでした。

僕は前日のイメージそのまま、
ヘディングシュートを決める気満々で構えていたのですが、
前日の練習とは違い「N浜君」からのボールは
勢いのあまり無い山なりのボールが上がってきたので
即座に自分にはヘディングチャンスの無いボールだと判断、
こぼれ球に狙いを変更した直後、、、
サッカーの神様は、やって来てくれましたww

ゴール前での全軍入り組んだゴチャつきから
「はい、擊ちんさい」
と言わんばかりの優しさ満点のボールが僕の前にコロコロと、、

どフリーだった事もあり、シュート練習さながらのリラックスした状態で
ゴールを決める事に成功してしまい、あまりにも落ち着いた状態での公式戦初得点だったあまり、喜びを爆発させるタイミングを
完全に見失ってしまった自分が今となっては悔やまれますw

その当時、ゴール後に得点者の名前をチーム全員でコールするとゆう、
少々ウザい感じのセレブセーションがあり自分の名前だけがフィールドに
響いた瞬間、背中がゾクゾクしたのは良い思い出です(照)






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