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鍼灸治療で用いるはりについて


鍼灸治療経験者は未だに国民の数%ともいわれており、国民の殆どが『未経験』の治療です。とはいえ受ける側も「痛そう」というイメージが払しょく出来ないため、二の足を踏んでいる方が多い印象を受けます。それに関連して‟そらあんまりだ”と思ったのが「ヒザが痛くて鍼治療受けようかと思ったけど、痛そうだから病院で注射打ってもらった。」とおっしゃった方の一言でした。
しかしよくよく考えると、注射針も鍼灸の針も一般の方にしてみたら一緒くたにされても無理はないかと思います。こちらの動画が分かりやすく解説してあります。


はりきゅう専門養気院HPより

このように、鍼灸院で用いる用いる鍼と注射針とではかなり太さに違いがあります。鍼灸院で治療の最中に鍼の太さを確認する機会はあまりないので、通院してる患者さんがたまたま鍼の太さを確認して「こんなに細いんだねぇ」と感心したりします。イメージとしては注射針も鍼灸の針も一緒のようです。そら、ホントにそんなんだったら痛いわねぇ。
鍼灸の針の太さは、分かりやすいたとえとして髪の太さと同じくらいだと考えていただいたら良いと思います。

参考;森ノ宮医療大学『鍼灸のススメ』

「それで痛かったら機械で刺してるのと同じ。そこに、人の技術が加わるから痛くないんだ」と師匠である黒野先生も仰っていました。当院の所属する東洋医学研究所グループの先生方も日頃より技術の研鑽に励んでいます。
何かお困りごとがありましたら、鍼灸治療をご利用下さい。

二葉鍼灸療院(三条市)

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