見出し画像

家で眠る衣類がパキスタンの子どもたちの教育につながります 私たちのファイバーリサイクル ゆうあい福岡frshakozakiの活動

みなさまはじめまして。ゆうあい福岡frshakozaki第1回目のnoteです。
frshakozakiとはファイバーリサイクルショップ箱崎の頭文字から付けた名前です。
まずは簡単に私たちの活動を紹介します。

活動内容

グリーンコープのファイバーリサイクル運動の始まりは千葉県のJFSA(日本ファイバーリサイクル連帯協議会)が行うパキスタン・カラチ市のスラムに住む子供たちへの通学支援活動に賛同したのがきっかけでした。生活協同組合連合会グリーンコープは2007年から衣類回収の取り組みを開始。その頃はまだ組合員個人が直接JFSAに梱包した衣類を送っていました。
2010年9月、グリーンコープはファイバーリサイクルセンターを設立。その後、社会福祉法人グリーンコープの事業としてファイバーリサイクル運動を本格化しました。2011年からはセンターに集約された衣類を機械で梱包し、パキスタンへの衣類送り出しを行っています。


https://www.greencoop.or.jp/

パキスタンのスラムに住む子どもたちの教育支援につながるファイバーリサイクル運動事業

大きな2つの指針として

・国境を越えた子育て支援 
・リユース、リサイクルの広がり

を掲げ、皆さまからご寄付いただいた衣類を目的に応じて選別し、最大限に活用できるよう心がけています。

着なくなった洋服が教育に変わる

ファイバーリサイクルってどんなことをしているの?
と思われた方のために簡単に説明します。

・サイズが合わなくなった
・洋服の好みが変わってしまった
・子どもがあまり着ないうちに成長しサイズアウトしてしまった
・退職のため今までのスーツ(男性用)が不要になった
・家に眠っているたくさんの洋服を整理したい

など大切に着ていた洋服を手放す機会は案外多いものです。

現在の持ち主にとっては着ることのなくなった洋服。
しかしその洋服を必要としている方の手に渡ると再び衣類としての価値が上がり、生かされるものばかりです。

私たちは皆さまのご厚意で届けられた衣類を国内外の需要に合わせて品目ごとに選別します。一部の衣類は国内でリサイクル・リユース商品として販売し、パキスタンへ送る衣類は選別後、品目ごとに圧縮・梱包し、年に3回コンテナで送り出します。

これらの衣類は現地の古着卸業者に販売され、パキスタンのスラムにあるアル・カイールアカデミーの活動資金に充てられます。

パキスタンの子どもたちに教育を


この活動のきっかけは、パキスタンのカラチにあるアル・カイールアカデミー校長ムザヒル氏との出会いでした。この出会いについてはまた改めて書きたいと思います。


アル・カイールアカデミーは教科書や文房具は学校側が用意し、授業料がかかりません。
校長であるムザヒル氏は、以前は貧しい地域に住む人のために物資や食料を配っていました。しかし地域の発展や子どもたちの自立のために教育が必要であると考え、学校を設立しました。
貧しい子どもたちは家を助けるために幼い頃から働かざるを得ません。学校に行けば教育も受けられ、1日のうち1食は給食で食べることが出来るとし、給食も用意しています。そのため入学を希望する子どもたちが多数順番待ちをしている現状です。

当初は個人の寄付に頼って運営していましたが、安定した学校運営のためには何らかの柱が必要です。
そこで教育支援活動に賛同し日本で集められた古着販売を事業化することになりました。


思い出のつまった衣類を処分してしまう前に


私たちのお店はお母さんに連れられたよちよち歩きの子から90歳をこえる方までさまざまな年齢層の方がいらっしゃいます。

皆さん、「いろいろなものがあるから宝探しをしているみたいで楽しい」「こんなに安くて大丈夫なの?」「お店に来ているお客さんと仲良くなって新しいお友達が増えた」と喜んでいただいています。

年齢層が幅広いからこそ、流行に関係なく、若い方向けのブランドの洋服を年齢の高い方が選ぶこともあり、また若い方が高品質の素材の商品を手に取ることが出来ます。繊細な細工を施したボタンやレースの襟、プリーツの細かさなど、年代物の洋服はまさに他にはない一点ものが数多く見つかります。

ご寄付いただく際、

「これは若いころ母に買ってもらったワンピース。私はもう着られないけどどなたかに着ていただけたらうれしいから持ってきました」

といったお話を聞く機会があります。
私たちも大切な洋服をご寄付いただけることに感謝しています。そして、また洋服に新しい命が吹き込まれ、受け継がれていく場面に立ち会える喜びを感じながら活動しています。


ご自宅に眠っているお洋服を手放す際、私たちのことを思い出していただけたら幸いです。


ファイバーリサイクルショップ箱崎
営業時間 11:00~16:00 日曜日定休  
福岡市東区箱崎2-6-13 
092-292-0607
https://goo.gl/maps/eHYvbWyHEv6nwXAi9

ファイバーリサイクルゆうあい藤崎店 

営業時間 11:00~16:00 日曜日定休
福岡市早良区高取1-3-25
092-845-3331
https://goo.gl/maps/sF2KkUH3C1hfhcsF8

こちらで衣類やアパレル小物の寄付を受け付けています
お近くの方でしたら、紙袋などに入れて店舗営業時間内に直接お持ち込みください。

遠方の方へ

お手数をおかけしますが梱包をお願いいたします
恐れ入りますが、送料ご負担のうえ、下記住所へお送りください。

梱包方法

タテ+ヨコ+高さの合計が160㎝以内 重さ25㎏以内 
ビニール袋などに入れ紐をかけてください
に崩れ防止のため段ボールでの発送はお断りしております

九州・中国・関西の方  
電話で専用送り状をお申し込みください
ファイバーリサイクルセンター 092-623-0294
送り状代金(送料)612円(税込)
後日郵送で振込用紙をお届けします 郵便局から代金をお振込みください

それ以外の地域にお住まいの方

送料ご負担の上、直接下記住所へお送りください

ファイバーリサイクルセンター 福岡県粕屋郡粕屋町戸原808-4     TEL092-623-0294 


【お願い】
染み・汚れ・虫食い・毛玉のない衣類、洗濯済みのものをお願い致します
クリーニングのハンガーやビニールは外してください。
クリーニング済みのタグはついたままで構いません。

大変恐れ入りますが送料はご負担ください。着払いの荷物は受け取りできかねます。


お受けできる品目について

画像2

※パキスタンの女性は民族衣装を着用しているため、女性用スーツ・スカートは受け付けておりません、ご了承ください。

Q&A

画像1


Q.中古品とはどの程度の状態まで受付可能ですか?

A.国内外を問わず再度商品として販売いたします。シミ・汚れ・破れのない衣類の提供をお願いします。目安としてフリーマーケット、フリマアプリで販売できるものとお考え下さい。衣類は必ず洗濯・クリーニングを済ませポケットの中をチェックしてください。

Q.ネーム入りの男性スーツは受付できますか?

A.スーツはネーム入りでも大丈夫です。

Q.靴やバッグは中古でもいいですか?

A.靴やバッグは中古でも大丈夫です。しかし、生地の劣化やカビが生えているものはお受け取りできません。

Q.ブラジャー、ガードル、ボディスーツは中古でもいいの?

A.パキスタンでは、ブラジャー、ガードル、ボディスーツは中古でも需要が高いため大歓迎です。

Q.ぬいぐるみや文具、おもちゃなどパキスタンの子どもたちが喜んでくれそうな物を送りたいのですが。

A.私たちの事業では受付品目以外は受け取りが出来ず、せっかくのご厚意を生かすことが出来ません。現在は多くの団体が支援活動を行っていますので、受付品目をお調べの上、必要とされる団体へのご寄付をお願い致します。

Q.季節外の衣類も送れますか?

A.季節外の衣類も受付可能です。大量の場合は前もってご連絡いただければ幸いです

ファイバーリサイクル衣類の購入も活動の応援につながっています

私たちのお店は福岡市内に実店舗が2店ございます。
東区箱崎、早良区藤崎、どちらも駅の近くに位置しています。
また遠方の方にもこの活動を知っていただきたいと思い、2021年、念願のBASEにお店をOPENしたばかりです。

少しでも多くの方の目に留まるように、活動や実績、お店のフェア、移動ショップのご案内などもnoteで発信していこうと思っています。

ぜひ皆さまのご来店をお待ちしております。
またBASE、instagramのフォローをお願い致します。


ファイバーリサイクルショップ箱崎




ファイバー リサイクルショップ箱崎
福岡市東区箱崎2丁目6-13
092-292-0607
西鉄バス「網屋町バス停」近く
JR箱崎駅から徒歩10分
福岡市営地下鉄「箱崎宮前駅」から徒歩5分
「箱崎九大前駅」から徒歩6分

ファイバーリサイクルゆうあい藤崎店
福岡市早良区高取1丁目3-25サンローヤル伊佐1F
092-845-3331
福岡市営地下鉄「藤崎駅」から徒歩4分

instagram
https://www.instagram.com/frs_hakozaki/

https://www.instagram.com/frshakozaki_base/ (BASE店専用インスタグラム)

BASEショップはこちらから
frshakozaki.thebase.in/




この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?