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なんだかつまらない人生のような気がしてきた

 私が今一番止めたいこと、それは…飲食店で同じ物を頼んでしまうこと!よく行くお店やファストフードなど、行ったことがあるお店の場合必ずいつもと同じ物を頼んでしまいます。毎月行ってる焼肉屋さんでは「いつもの」とお願いすればキムチからお肉まで全部が勝手に出てくるほど私はいつも同じ食べ物を食べる人だと認識されています(笑)。
 その理由の一つは以前コラムでも書いたようにかなりの偏食であることが作用しています。しかしそれ以外にも理由があってそれは…考えるのがめんどくさい!初めて頼むメニューが思っていたのと違ったら?思い切って頼んだのに嫌いなものが入っていたら?と考えるだけでモヤモヤしてしまうので、それならいつも頼んでいるメニューの方が安心感もあって絶対にハズレない。それなら同じものでいいじゃないか!と思ってしまうので違うものが頼めないんですよ。
 神保町のカレー屋さん「ボンディ」というお店には11年以上通っていますが、ビーフカレー以外頼んだことがありません。ポークやシーフードなど他にも美味しそうなメニューはあるので行くたびに「今日こそ違うやつを頼んでみよう」と決意していても、気づけばビーフを頼んでる自分がいます(笑)。パスタ屋さんの「すぱじろう」では、”いくらと明太子のパスタ”しか食べたことがないですし、ほっともっとのお弁当は唐揚げ弁当を頼むと決めています。
 マックやモスといったファストフードではそもそもハンバーガーが苦手(野菜が入ってるため)なので、サイドメニューを中心に頼むことがほとんどで、食べられたとしても玉ねぎやトマト、レタスやピクルス抜きのシンプルなハンバーガーだけです。マヨネーズも苦手なのでソースも抜いてしまうと本来のハンバーガーの味が楽しめないこともあって、ポテトとチキンだけでいっか!となることがほとんですね。なんなら毎日同じもの食べることにも抵抗がありません。極端な話、お昼と夜ご飯が同じでも大丈夫なくらいです(笑)。
 食べ物でもそうですが、映画やドラマも同じものを何度も観てしまうのは同じ理由のような気がします。気になっていたから観たけどなんか違うってなるのは勿体無いから、それなら信頼できる過去に見た面白いと分かっている作品を観たい。そんな理由から好きな映画やドラマは何十回と観ています。同じ作品を見ながらいつもと同じご飯を食べる…なんだかつまらない人生のような気がしてきました(苦笑)。これも一つの”あまのじゃく精神”に近いのかもしれません。
 でもそれは一人で食べる時の話であって、友人と初めて行く飲食店で「どれにする?」と悩む時間は楽しいです!一人で外食するのは苦手だし偏食でクセの強い食生活の私に合わせてくれる友人たちにはとても感謝。
 友人と何度も観ている名探偵コナンの映画を観ながら延々とたこ焼き食べたり、毎月撮影の後にいつもの焼肉屋さんで馴染みのメニュー食べたり。同じことをしているようで会話の内容は毎回違うし、同じ食べ物だからこその安心感にホッとします。楽しくない相手と食べる高級な料理よりも、気の知れた人と食べるご飯。旅行の話の時もそうでしたが、食事も同じく何を食べるかよりも”誰と食べるか”だなと思います。

札幌競馬場の馬場に降り立つ天野を置いておきます。

 馬券もご飯の話と同じなのかもしれません。3連複や3連単で買っているのは3頭全部を当てたいと思っているから、なかなか当たらなくても買い方は変えない!という強いこだわりは同じメニューを頼む感覚と近しいですね。にしてもやはり3連単は難しい。夏競馬が終わり気持ちを切り替えて挑んだ7日中山2R。1番人気の⑥イノキをちゃんと抑えつつ、⑧スパイウェアを本命に3連単1着ながしで買ってみたんですが…残念ながら4着でしたね〜。4−6−2どれも相手に入れていたからこそかなり悔しい結果です。配当は3連単44780円でした。
 そして京成杯AHですよ。どれを買えばいいかかなり悩みました。アスコリピチェーノだろうな〜と思ってましたが、万が一のことがあった場合荒れるぞ!と期待して、目をつけたのは③キャットファイトと⑥エエヤンです。どちらも単勝オッズで14倍ほどでしたから、1着にきたらおいしい。しかしその願いも虚しくやはり1着はアスコリピチェーノでした。荒れる予想は間違っていませんでしたが、まさかタイムトゥヘヴンが2着に来るとは!後から言ってもアレですが買い目に入れるか悩んで切った馬だっただけに悔しかったです。まぁ1番人気が1着の時点で私のレースではありませんが(笑)。
 セントウルSの私の予想は惜しくもなかったですが、レースをみながら外から上がってくるトウシンマカオのかっこよさに痺れました。内側のモズメイメイの粘りも素敵でしたし、混戦の馬群にアネゴハダとトゥラヴェスーラがいたのもドキドキしました。先日札幌競馬場の馬場開放で実際に芝を歩いた時思った以上に歩きにくくて「ここを走ってるの?」と驚いたのもあって、少しレースの見方が変わりました。もちろん競馬場ごとに同じ芝でも芝の長さが微妙に違っていたりどれだけレースを重ねているかによって馬場の状態も違うけど、自分で確かめたからこそ競走馬たちの走りの凄さを再確認した先週でした

あまのまな
2019年7月に行われたWBA世界ミドル級タイトルマッチで村田諒太選手が王座を奪還した際に涙を流し、「涙のリングガール」として一躍話題に。リングガールの他、グラビアや女優、パチンコライターとしても活躍。2022年にファースト写真集「なまのまな」(ワニブックス)が発売になった。
東京競馬場で行われた「初心者向け競馬教室」や中山競馬場で行われた「宝塚記念スペシャル予想検討会」に出演するなど、競馬関連の仕事も増えている。
X(旧ツイッター) @akaringo_mana
公式サイト https://www.amanomana.com

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