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軸、穴候補の活用

みねたの補講とは、6月21日に上梓した単行本『競馬場と前走位置取りだけで恒常的に勝つ方法』をテキストに、より深く語りたい部分、重要なので強調したい部分などを取り上げて解説していくコラム。

今回は「軸、穴候補」について取り上げます。

本題に入る前に、一旦、コンテンツの整理をしておきましょう。
「軸、穴候補」と混同しがちなものとして「天狐の高期待値馬」があります。

「天狐の高期待値馬」はその名の通り、競馬AI天狐が自動で抽出している“期待値が高いと目される馬”のこと。『FRONT RUNNER』内で、レース開催日の朝に更新しています。

一方、「軸、穴候補」は、私が出馬表をみながら手動で抽出している“期待値が高そうな馬”。レース前日のうちに抽出して、午前中のレースはnote等でリポスト無料で提供、午後のレースは『厳選勝負レース』と一緒に掲載しています。

別々に出しているものなので、被ることもあれば被らないこともあります。
「コースパターンF」の外枠替わり等、わかりやすいパターンであれば人間みねたは見逃しませんが、AIは、一見、わかりにくい条件好転にも目を配っているでしょう。
専門誌の印と人気(評価)の乖離を肌感覚で捉える点においては、人間みねたに分があります。

「天狐の高期待値馬」「軸、穴候補」で被っているのであれば、それはAIの視点、人間の視点の双方で買い材料があると判断しているわけですから、当然、注目度は上がりますよね。例えば、6月8日京都5Rの新馬戦では、「天狐の高期待値馬」「軸、穴候補」ともに7番人気29.0倍で勝利したサニーサルサをピックアップしていました。

さて、「軸、穴候補」に話を戻します。

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