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読書による気づき~「仕事消滅時代の新しい生き方」

本田健さん著「仕事消滅時代の新しい生き方」を読みました。

「仕事消滅」というと数年前まで主にAIによるものと考えられていましたが、昨今の新型コロナウイルスの蔓延により、それだけでなく業種が丸ごとなくなるようなこともある時代に突入したようです。
それくらいにコロナが一気に時代を変えてしまったのですが、このような本を選ぶとき、本屋さんでパラパラとめくってコロナ前に書かれたものなのか、あるいはコロナ後に書かれたものなのか、まずは確認して買うようにしています。

わずか数年前のコロナ前に書かれた本が内容によっては全く時代に合っていないと感じることがあるからです。

さて、本書はコロナ後に書かれたものであり、正にコロナが蔓延し始めた2020年の春頃書かれたようです。
よく言われていることですが、結局のところ、AIの進化や日本においては大人口減時代に突入するわけであり、今後10年以内に時代のパラダイムシフトは避けられないとされていたところがコロナにより一気に強制パラダイムシフトとなってしまったわけですね。

私のことを言いますと、何となく今のままではまずい、と思いつつ何かを変える訳でもなく過ごしていたところ突然コロナがやってきて、感染対策はもちろんなのですが、それだけでなく、生き方そのものを変えていかないといけないと気づかされ、その時に読んだ樺沢紫苑さん著「アウトプット大全」に影響され、読書、仕事以外の学び、アウトプット、身体を整えるといったことを始めました。
コロナがなかったらこのようなことは始めていなかったと思いますし、思い切ってnoteを始めたのもそれがきっかけです。

前置きが長くなりましたが、本書において、人生を変えることが大切と言っています。それは何も今の人生を捨てて180度変えるということではありません。
人生を変える=自分を変える、ということではなく、才能はもうすでに自分の中にあり、それを変えるのではなく、自分の中から掘り起こし発見するということをやっていく必要があるということです。
ここに大きな気づきを得ました。
その才能というのは自分にとっては何でもないことと思っていても、他人からみれば実はすごいことだったりします。

でも、それを外に出していく必要がある、つまりは行動しないと何も変わらないということです。それがアウトプットということだと思います。
行動することで人生は開ける。逆に行動しなければ何も変わらない。ただ、時代は確実に変わっています。

時代は一気に変わってしまいましたが、自分を一気に変えることは不可能です。
ただ、何もしないと確実に時代に取り残されるし、仕事だってどうなるか分からない。
本書を読めば何をどう変えたら良いか、多くのヒントが得られます。

自分の中で少しずつですが、時代に合った「新しい生き方」に挑戦していこうと思いました。


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