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しばたちひろがなぜnoteを始めたのか。

わたしがこどもたちのほんとうの母親になりたいと思ったきっかけのエピソードは引き続き書いていきますが、

もしここに興味関心を抱いて下さる方がいれば、と。

少しわたし、しばたちひろをご紹介します。

わたしは大学時代に

子どもを教育、心理、しょうがいの3つの視点から子どもをみる

そんな学科に在籍していました。

わたしの通う大学はほとんどが教師を目指す学部でした。

なので、そんな学科はいわば、学部の中では異端児。

ほんとに『異端児』と言うと、おそらく在籍していたみんながわかるわ〜と言うくらい、そんなメンバー達が揃う学科でした。

だって事実、みな揃って卒業していない。

みんな集まろうと思っても集まらない。

いわば、枠にははまらない、はまるってなに?自由!!

反対にいえば、

みなそれぞれが一人ひとりの自分のペースで、

やりたいやり方でやりたい方法を見つけて

卒業していったとわたしは思っています。

そんなわたしはというと。

ちゃんと真面目に卒業した組。

が、人生の中で学生時代を振り返ると、

わたしは大学時代が一番はめをはずし、

一番自由で、自分らしく、

いい意味でも、悪い意味でも

自分の意志で人生を学んだ大学生活だったと思います。

周りがほとんど教師を目指す中、

わたしは鼻から教師にはならないと

決めていた高校時代、大学を決める前。

しかし、わたしは子どもは好き。

何より人が好き。

教育、心理、しょうがいの3つの視点から子どもをみる学科に在籍していましたが、

元々大学自体が地域に根ざした実践を大事にしていた学部だったので

入学してすぐ

隔週で地域の小学生がきて料理やキャンプ、気球、など

小学生が大学に来て遊び、考えて学ぶという講義もあり、

地域に住む不登校の子の家庭教師をする講義もあり、

地域にある発達障害の方の為の会へのボランティア活動や

学科の実践的な学びと称して

義家先生や夜回り先生、

窓ぎわのトットちゃん、など、有名な著者や書籍について

要約したり、一段落毎にわけて、

これについて自分はどう思うか!?

をひたすら議論したり、

実際に夜回り先生には会いに行ったり、

有名な特別支援学校に宿泊して実習に行ったり、

じぶんについてもひたすら議論したり、

精神科の病院に行ったり、

大学で研修生の患者役演じたり、

大学に来る自閉症の子達が療育する様子を観察したり、

国語、数学、理科、社会、音楽、美術、体育などの科目勉強や実践、福祉施設に実習に行くのはもちろんのこと、

小学校、中学校、特別支援学校、幼稚園と、

子どもに関わる場所にはわたしはすべて行きたい、知りたいと思い、実習を希望しました。

そんな矢先に、

普通に一般企業にも就職活動をしながら

興味を持ったのが

児童養護施設、乳児院。

あらゆる世代や環境にいる子どもや大人達に関わってきましたが、

わたしには何かものを教えることはできないと、

それだけはずっと思っていました。

だから4年間の中で

すごく楽しく

すごく身のある経験や発見、学びをさせて頂いたにも関わらず、

それでも教師にはならない

教師にはなれない

と改めて思ったのです。

そこでわたしがなぜ、

児童養護施設、乳児院に興味関心を抱いたのか。

それは、わたしには子ども達には何かを

教えることはできないけれど、

愛情やひととの関わり

あたたかさは伝えられる。

そう思っていました。

だから、わたしはそちらに興味関心を抱いたのです。

しかし、実際に就職したのは幼稚園。

人生どう転ぶかわからないもの。

幼稚園も私立→公立→シュタイナー幼稚園に勤め、現在は障害者を多岐にわたって支援する会社で支援員と児童発達管理責任者をやっていました。

その中で、わたしの中で一貫していたことは

いわゆる枠にはまらない子どもを

いかに

その子どもの周りにいまある環境の中で

その子どもが

その先にある道筋の中で

その子らしく生きていけるように関わること。

わたしはそれができる仕事を

仕事にしたいと思い、

実際に個別で支援が必要な子ども達の支援をしながら、

特別支援教育士(S.E.N.S)を取得しました。

また、わたしは取得を目指しながら、ご縁があり、シュタイナー幼稚園に勤めていた為、

シュタイナーが研究した教育の中の治療教育に興味関心を持ち、 

ここでもあちこち県外に足を運びながら

実習をしたり、宿泊研修に参加したり、

実際に実践されている施設にも伺わせて頂き、学んできました。

いまは、わたしはそれを

いかに学校教育に落とし込むか、を考えています。

特別支援教育と学校教育と治療教育の3項関係の中で

わたしは子どもを中心とした

周りにあるひとや環境の調整や

アセスメントや繋ぎができることを仕事にしようとしています。

また、自分自身が社会の枠にはまらない性質や特性を持っている為、

自分自身にいまは向き合いつつ、

医療にかかりながら自分を見つめ直し、

この自分自身が経験していることを

同じく悩み迷っている誰かに生かしてほしいと、

乳幼児期以上の学童期や青年期、成人期、老年期付において

何かしら困難や不安を抱えて、それに気付かずに傷つく子ども達や大人達の為にも

わたしは働きたいと考えています。

よろしければサポートをよろしくお願いします。より多くの方々に出逢っていけるよう、その人やその子がじぶんらしくいれるきっかけづくりや環境をつくっていけるように活動していきたいと思っています。