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聞かれてから話す、求められてから与える

良寛先生の教え。中でも胸に打ち込んでいるのが「良寛戒語」にある「問わず語り」。これを俺はよくやらかす。聞き手は興味ないのに俺が話したいことを話してしまう。よせばいいのに悦に入る。

良寛戒語が紹介されてます。

話変わるが、俺は「人に教える」ことを仕事の中心にしている。例えば社長から頼まれて社員研修の先生をしたり。おかげさまで好評を得ている。

この10年くらい、俺に「人に教える上手な方法を伝授してくれ」とリクエストが届くようになって。研修カリキュラムの組み立て方や講師としての伝え方など、いろいろなことを教わりたいと、いろいろな人から。

10年くらい前は2〜30人くらい集めて研修のやり方講座みたいのを引き受けていた。が、その講座を受けた人で実際に研修やりましたって人はほとんどいなかった。

俺の講座の内容が至らないのは当然としても、そもそもその気のない人たちにあれこれと問わず語りしていたんだと反省。互いに意味のない時間にしてしまった。

人生の残り時間も少なくなってきた。せっかくなので意味ある時間の使い方をしたい。

ということで現在は本気で伝授して欲しいというリクエストにだけ応じている。応えると言っても俺から何かを教えるって感じじゃなく、一緒になって脳から汗をかく感じ。俺を頼ってくれた人とその人のクライアントが前進していくのが実感できて俺も嬉しい。

問われるのを待つ、求められるのを待つ。そんなケチなことじゃダメだと心の声も聞こえてくる。良いものをどんどん広めるのがお前の役目だとの声も。もっと大きく考えろと。

だけどしばらくは今のやり方で。

世界のゴキゲンが増えるといいなって考えたりしゃべったり書いたりしてます。ありがとうございます。