さむくなったねと伝えたいだけの4つの散文
急にさむくなり、セーターを着るか、まだ早いのか分からずこまってしまう毎日です。
さむいのは分かるけど、どれくらい着こめばいいのか分からない…ってなってしまいます。
みなさんはどうですか。
もう冬支度万全だったりするんでしょうか。
わたしの地域では、この前の日曜日10/17に気温ががくっとさがりました。
連日29℃だった最高気温は、21℃に。
前々から天気予報でしってはいたものの、体感するとやっぱりさむいです。
季節が、切りかわった感じ。
あんまりにはっきりとかわったので、その変化を文章に残してみようと思いました。
10/17 節目の日のメモ書きです。
・ ・ ・
「冷気の妖精」
家の中10.3℃だよと寝起きの声で母がいう。その言葉で目がさめる。
ふとんから飛び出した右手。
冷気のつぶが「あったかいものがあるー」とつつきにきてひんやりする。
そのうちつつくのもあきたのか、つぶの気配がなくなる。
右手をふとんにひっこめて、ひえた指先あたためた。
「空気のにおい」
外の空気は冬のにおいがした。このにおいがいちばん冬を感じる。
けれど、どんなにおいかうまく言葉にできない。
余分なものが少なくて、鼻の奥にぬけていく感じ。
つい2週間前は金木犀のかおりであふれていたのに。
「扇風機」
コンセントがささったままの扇風機。
昨日のお昼に使ってそのままだった。
「もう扇風機の季節じゃないよね」と母と話す。
ゲームのイベントみたい。
イベント期間が終われば、翌日からはすっかりきりかわってしまう。
だとしたら、あの扇風機はとりのこされたイベントアイテムかもしれない。
「夜空」
ひえた夜空の星はいつにも増してあかるかった。月の光はきりりとつめたい。
もしかしたらと思って、東の空を見た。
やっぱいた。オリオン座をみつけた。
・ ・ ・
さむい日のメモ書き、散文でした。
文章を投稿するようになって、メモをすることがふえました。
Googleドキュメント上でメモ用のドキュメントをひとつ作り、ずらずらーっと書いています。
なんでも書いていい場所がひとつあると、
ささいなことも書いてみたくなるのでおすすめです。
読んでくださりありがとうございます。
きっとさむい日が続くので、あたたかくしてすごしてください。
たいしたものはお返しできませんが、全力でお礼します!! 読んでくださり、ありがとうございます!