長時間座っても疲れないポイントを専門家が解説!リモートワークに最適なオフィスチェアの選び方
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長時間座っても疲れないポイントを専門家が解説!リモートワークに最適なオフィスチェアの選び方

フリパラ(フリーランス協会公式note)

コロナ禍でリモートワークが増加し、自宅で作業する人が増えました。オフィスでは作業に適した椅子と机が用意されていますが、自宅ではそんな環境がないという人もいるでしょう。安価なダイニング用の椅子やくつろぐためのソファなどに座って作業すると、肩や腰に負担がかかっていることにすぐに気がつくことでしょう。座っているのに疲れるのです。

人間は2本足で立ってバランスを取れるように、背骨がS字形状になっています。座ることでこの背骨がアーチ状になり、腰や脊椎板へ負担をかけてしまうのです。そもそも日本は、シドニー大学の調査によると、世界で最も座っている国だそうです。世界20ヵ国の1日平均は5時間ですが、日本人は7時間も座っています。それどころか、デスクワーカーであれば9~10時間という人も多いのではないでしょうか。かく言う筆者も外出予定がなければ10時間は椅子に座っています。

長時間作業をする場合、適した椅子に座っていないと、座りすぎによる健康被害が起きてしまいかねません。内臓を圧迫しやすい姿勢になって血流が滞ったり、肩や背中が凝ったりします。ベテランライターの中には、腰を痛めている人も多いです。

とは言え、リモートワークをせざるを得ないのですから、対応するしかありません。今回は多機能なオフィスチェアを多数ラインナップしているコクヨさんに、リモートワークに適した椅子選びについて質問してきました。

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オフィスチェアの専門家が語る リモートワークで使う椅子の選び方

「コロナ禍でリモートワークが加速し、チェアの売上げは3.5倍になりました」と語るのは、コクヨ株式会社 ファニチャー事業本部 マーケティング本部 ECマーケティング部 芥川梨枝子さんです。

「長時間座っていても疲れないように、体にフィットする機能が備わっているか確認しましょう。フィットと言ってもいろいろあり、集中しているときの前傾姿勢と、リラックスしているときの後傾姿勢では、重要な機能が異なります。個人ごとに身長差や体格差があり、どこを気にするのかも変わります」

芥川さんはオフィスチェアの専門家の目線から、リモートワークで使う椅子を選ぶときのポイントをこう説明します。

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コクヨ 芥川梨枝子さん

まずは利用シーンをチェック。書斎がある人であれば、多機能なオフィスチェアから選べますが、リビングやダイニングなど生活空間の一角で仕事をする場合は、インテリアに調和するデザインも重要になります。メッシュやカーボンといった素材よりもファブリックタイプのほうがマッチしますし、好みに合わせたカラーバリエーションも豊富なほうがよいでしょう。

もちろん、デザインだけでなく、機能も重要です。高さを調節するのはもちろん、背もたれがロッキングする強さや角度も調節したいところです。クッションもあればよいのではなく、しっかりとした厚みを持ち、座る際の衝撃を吸収できると座り心地がアップします。

メカチェアと呼ばれる高機能オフィスチェアなら、さらにいろいろな機能があります。椅子の高さだけでなく座面も前後に調節できる製品があります。身長が異なれば足の長さも変わります。座ったときにしっかりと腰が背もたれにくっつくように調整できると、背が低い人でも快適に座れます。

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(上)通常の座面、(下)座面を前に引き出した状態

筆者のように体が大きい場合、前傾姿勢になると太ももや腹に体重がかかり、圧迫感が気になります。そんな時、座面も一緒に前に傾いて、S字形状を保ったままにして負担を軽減してくれる機能もあります。

後傾して背もたれに体重を預けると、お尻が前に滑ってしまうことがあります。そうするとブリッジし続けるような体勢になって、やはり腰や肩に負担がかかります。適切に体重分散ができていれば骨盤の前滑りを防止できるので、気になる人はクッションに前滑り防止機能があるか確認しましょう。安価な素材だと前滑りしやすいそうです。

「腰のフィット感を高めるには 『ランバーサポート』(背もたれの裏側から腰をサポートする部品のこと)をチェックすることもオススメします。S字形状を維持し、自然な姿勢を保ってくれます」(芥川さん)

ランバーサポート

赤い丸で囲った部品が「ランバーサポート」

あまり活躍していないように見えて(失礼!)肘掛けも意外と重要です。両腕の重量は体重の約16%と想像以上に重く、作業時に肘を置くことで、肩への負担をかなり減らせます。コクヨのオフィスチェアではほとんどの商品で肘掛けの有無を選べますが、基本的にはあったほうが便利です。

可動式であれば、前傾しているときも、後傾しているときにも利用できます。逆に、生活空間で使うために少しでも幅を取りたくない、あるいは見た目の圧迫感をなくしたいというのであれば、外してもよいでしょう。

また、椅子の正しい座り方を伺ったところ、意外な回答をいただきました。

「体格や椅子によって正しいポジションは変わります。長時間作業する上では、体を固めないためにも、前傾や後傾など適度に動かした方が疲労を軽減できます」と芥川さんは答えてくれました。

椅子なのにバランスボールに座っているみたい!?

とは言え、オフィスチェアを購入したことがない人には、イメージがわきにくいかもしれません。さまざまなメーカーがオフィスチェアを販売していますが、今回は上記のポイントを満たすイスとはどういうものなのかを具体的に説明するため、コクヨのラインナップから3つのチェアを紹介します。

① ing

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体の自由な動きを妨げない360度グライディングチェア「ing」

360度グライディングの意味が初めはわかりませんでしたが、座ってみて納得。いわば「椅子のバランスボール」で、長時間座っていても常に体と椅子がフィットしているのです。

 「ing」は前傾・後傾、左右のひねりといった体の動きに追随して座面が動くのです。バネを使っているわけではなく、2層のメカを組み合わせており、座っている状態でも体の動きを止めない、椅子という意味では画期的なものです。

仕事をしている間に意識せずとも、適度に運動できるのがウリです。「ing」に4時間座っていると、約1.5kmのウォーキングに匹敵する運動量だそうです(※揺れながらデスクワークをしている状態での消費カロリーを活動量計にて計測した平均(n=5)。40代の男性5人の試験結果/30分の測定を4時間に換算)。カロリーにして約85kcal。1日6時間×5日間と仮定すると、1週間で生ビール約6杯分のカロリーを消費できるとのことです。もちろん、疲れたら座面をロックして動かないようにすることもできます。

椅子に揺られることでα波が出てリラックスでき、さらにはβ波も出て作業に集中したり活発に思考できたりするそうです。ingに座れば創造的で有用なアイデアが13%多く発想できた(※)とのことで、リモートワーカーとしては収入アップも期待できそうな椅子ですね。

※創造性テスト(AUT)における有用なアイデアの総数の比較による(n=50)。京都大学 大学院 教育学研究科 野村 理朗准教授からの技術指導を受けて実施。

② Bezel

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コクヨの個人向けの高機能チェアの中で一番人気があるのが「Bezel」なのだそう。背フレームは曲面を描いており、背中にフィットして姿勢を保ってくれます。前滑り防止、前傾連動による体圧分散、座の奥行き調節など前出の機能は一通り備えています。さらには、後傾したときに上半身を支える「ショルダーサポート」機能も搭載しています。

ランバーサポートや肘掛け、ヘッドレストなどの違いで多数のモデルから選べ、張地のカラーバリエーションも8色用意しています。

「オプションでは、男性にはヘッドレストが人気です。リクライニングしながら、オンラインで会話したり自宅飲みしたりする際にリラックスできるようです」(芥川さん)

③ FABRE

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女性に人気なのは「FABRE」だそうです。シンプルなデザインで素材感が可愛いタスクチェアです。オフィスにマッチするメッシュタイプの他に、リビング・ダイニングに置きやすいファブリックタイプも用意しています。

見た目がシンプルだからと言って、機能も少ないというわけではありません。座る際に衝撃を吸収する弾性メッシュと姿勢を安定させるモールドウレタンを組み合わせており、座り心地は抜群。背もたれが傾くロッキングの具合も好みに合わせて変更できます。また、座る人の体重に合わせてロッキングの強さを自動調整するので、大きな人が座ってもいきなり後ろに倒れ込むようなことはありません。

張地のカラーバリエーションは11色あり、好みやインテリアに合わせて選べます。

気になるお値段はモデルやオプションにより異なりますが、基本構成で「ing」が87,120円~、「Bezel」が76,450円~、「FABRE」が68,310円~となっています(2021年10月1日現在、すべて税込み)。

自分でオフィスチェアを買ったことがないと、少々高く感じるかもしれません。しかし、長時間座るリモートワーカーであれば、健康と作業効率のことを考えると高い買い物ではありません。

筆者にも身に覚えがあるのですが1~2万円の椅子を買って、短期間で買い換えていてはいろいろとデメリットが大きくなります。リモートワークが今後も続くようであれば、ちょっと気合いを入れて、自分に合う椅子を選ぶことをオススメします。

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(著者プロフィール)
柳谷智宣(やなぎや・とものり)
1998年からITやビジネスといったカテゴリーで執筆しているライター。20年以上自宅兼オフィスで仕事をしており、今のリモートワーカーの悩みはほとんど経験&解決済み。利用しているのは約20年前に購入したアーロンチェア。
HP: https://prof.yanagiya.biz/

柳谷さん



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フリパラ(フリーランス協会公式note)
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